最新更新日:2024/09/20 | |
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小中一貫教育全国サミットを終えて
先日の小中一貫教育全国サミットでは,九条中学校ブロック会場(3校)へも全国から教育関係者をはじめ多くの方々にご参加いただきました。午後から九条中学校で行われた小5,小6,中1,中2の公開授業でも,350名を超える方々に参観していただき,また,その後の研究協議会やアンケート等では,多くの温かい励ましの言葉やご感想を頂くことができました。ご参加いただいた皆様に深く感謝申し上げます。
本校会場では,公開できる授業が少なかったこともあり,ご不便,ご迷惑をお掛けしてしまったこと,誠に申し訳なく思っております。また,このこと以外にも,不行き届きな点が多々あったことと存じます。重ねてお詫び申し上げます。生徒と教職員には,我々ができる一番のおもてなしは,「元気なあいさつと熱心に活動する姿をお見せすること」と確認して当日を迎えましたが,参観された皆様にはどのように映ったことでしょう。 本ブロック小中一貫教育の取組の全容を,1,2時間の公開授業や短時間の研究協議会でお示しすることは到底叶いませんが,公開授業等での小学生や中学生の学習の様子や活動する姿から,本ブロックのおおよその現状を見取っていただけたのではないかと理解しております。本来であれば,小学5年生の時から5年間,本ブロックの小中一貫教育の取組の中で成長し,間もなく義務教育を終える中3生の姿を見ていただければ,本ブロックの取組をさらに深くご理解いただけたのではないかと思うのですが,中学校最後の大切な定期テストの時期と重なったため,中3生はテストに集中させることを選択しました。状況を御察しいただければ有り難く存じます。 9年間を通して切れ目なく子どもたちの成長を支援していくことの教育的意義・教育的効果と義務教育出口での子どもたちの姿,さらには,10年後,20年後の子どもたちの姿を小学校・中学校の教職員で共有することは小中一貫教育を推進していく上で必須であると考えます。もちろん,そこには地域と保護者のご理解とご支援が必要なことは言うまでもありません。九条中ブロック3校は,今後も“共に育てる九条の子”の合い言葉のもと,地域・保護者の皆さまの更なるご理解とご支援を得ながら,地域ぐるみの子育て,地域と共にある小中一貫教育のさらなる充実に向け歩みを進めたいと考えております。 今回の全国サミットの発表に際しては,地域・保護者,京都市教育委員会をはじめ多くの方々のご理解とご支援を賜りました。この場をお借りして心よりお礼申し上げます。 平成30年2月1日 未来を生きる子どもたちのために… 京都市立九条中学校 校長 西谷 秀喜 |
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