京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/27
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センター激励会を行いました。

 センター試験前日となった本日(1月13日[金])3・4限目の時間に,7階メモリアルホールにて,教職員及びPTAから生徒たちに贈る,恒例の「センター試験激励会」を執り行いました。
 これは,1期生以来毎年行われている本校エンタープライジング科伝統の取組であり,余分な緊張を解きほぐし,全員が一体感を持って堂々と試験に乗り込んでいけるようにするために行っているもので,今回で12回目となります。毎年,それぞれの教職員の持ち味を生かした趣向を凝らして,メッセージを伝えています。

 第1部は,進路部や各教科から受験上の注意や心構え等についてのお話です。
始めに,進路部の久保先生より,受験に際しての最終注意がありました。服装や集合時間・場所について,明日は寒波が来るため雪が降った場合にも備えるようにという注意などもありました。
 国語科の高先生からは,最終チェックに必要な国語科の魂のこもったプリントの紹介と,今まで我々とやってきたことを信じてという力強いメッセージを,英語科からはコンダイア先生より恐れの力より自分の気持ちの力の方が強いので大丈夫だという励ましの言葉,数学科からは清水先生より2017と29はピタゴラス素数である話から,最後まで粘ってマークしようという言葉を贈りました。
 そして理科からは,「不安」を表わす液体を次々と無色に変え平常心を取り戻すという,化学科伝統の実験に臨みました。岩佐先生と田村先生を筆頭に,宮越・小島・吉田先生のバックミュージック隊からなる実験チームは,ここ数年で初めて実験を成功させ,見事生徒たちの不安を消し去ることができました。
 最後に地歴公民科からは,國枝先生によって選択形式のマーク問題を解くための最終確認をしました。
 引き続き,転任された先生と,他学年の授業の関係でこの場に来られない先生からのメッセージが紹介されました。吉村先生,久保先生,小谷先生,森先生,高畑先生,皆川先生,金子先生、地蔵先生から,ビデオにより激励の言葉をいただきました。
 いつも学年集会とは少し違った,笑いも溢れる和やかな激励の言葉を各教員から贈りました。

 休憩を挟んだ第2部の冒頭は,校長先生からの激励です。「緊張しているということはがんばった証拠なので自分を誇りに思おう」「周囲と比べず、それぞれの目標に向けてがんばる」「センターで終わりではない、これは道の通過点である」という3点のアドバイスをいただきました。その後、その場で学ラン姿に着替え、12期生へエールを贈ってくださいました。
 次は今西先生より、チャンスの神様をつかむ話があり、椎葉先生の選手宣誓へと続きます。センター試験へ向けて、しっかりチャンスをつかむために準備を行い、周りに感謝しながら、力いっぱいがんばるという意識を高めました。
次に、坂根先生,中谷先生による漫才によって、受験の心得をおもしろおかしく伝えていただきました。
 そして担任団からは、田中先生をボーダーに見立て、ボーダー超えをするという、恒例のイベントが行われました。終わりには、清水先生、大塩先生、高先生、若松先生、國松先生、森本先生による恋ダンスを替え歌バージョンで披露し、生徒たちを勇気づけました。
 そして、岡本先生、辻先生による北野天満宮へ合格祈願に行ってきた模様を、VTRで見ました。
 最後は、1年間のがんばりを見てきた岡本先生作のスライドショーで気持ちを高めた後,PTAの皆様から激励のための記念品が配られ,生徒たちは一人一人校長とハイタッチをして,健闘を誓いながら会場を後にしました。

 これまでの取組の集大成として団体戦で臨むセンター試験です。体調に気を付けて,普段通りの力を発揮し,来る個人戦である2次試験へのジャンプ台としてください。
教職員一同,明日の健闘を心から祈っております。

 ガンバレ! 西京12期生。

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京都市立高校生と京都市会議員による意見交換会に,本校生8名が参加しました!

 12月27日(火)13時から15時15分まで,京都市会会議室及び議場にて行われました「議員と話そう!〜京都市立高校生と京都市会議員による意見交換会〜」に,本校2年生希望者8名を含む京都市立高校5校の生徒34名が参加し,市会改革推進委員として御活躍中の15名の市会議員の皆さんと意見交換等を行いました。

 まず初めに,市会会議室にて,市会及び議員の活動内容の御紹介や参加者同士の自己紹介が行われました。寺田かずひろ議員(市会改革推進委員会委員長)から「広く市会のことを知ってほしい。そして若い人の意見を取り入れたいのでたくさん意見を言ってほしい。そして今日話し合ったことを発信してほしい。」と御挨拶がありました。
 続いて参加生徒を代表して,本校の堀越花音さんから,「私は生まれも育ちも京都。京おんなです。京都の魅力を知り,それを世界に発信できる人材になりたいです。」と今回の意気込みを力強く述べました。

 生徒たちは,「事前学習」として,観光政策に関連する市会での議論を読み込み,高校生なりの提案を考えて本日の意見交換会に臨みました。小テーマ(A:「魅力ある新たな観光メニューを作成しよう。」 B:「リピーター増加に必要な要素とそれを踏まえた取組を考えよう。」 C:「市民も観光客も共に快適に過ごせるために必要な要素とそれを踏まえた取組を考えよう。」)別に合計6つのグループに分かれて,他校の生徒や議員の皆さんとともにグループディスカッションを開始しました。最初は遠慮がちであった生徒たちも,議員の皆さんからの気さくな問いかけに,徐々に積極的に発言するようになっていきました。「京都の課題は何か」「混雑解消をどうすれば」「外国語を話す人を増やすには」など多岐にわたる話題に対して,高校生らしい対策が次々に検討されていきました。
 50分のディスカッションの後,各グループから検討結果を発表しました。外国人に対してマナー喚起のためのうちわの配付を提案するグループ,バス停の効率化の検討やユニバーサルデザインをどんどん導入し,標識をピクトグラムにしていくことを提案するグループ等,多様な意見・提案が出されました。
 全体を通して講評をいただいた後,議員の皆さまから,観光政策についての各会派の御意見を伺いました。

 最後は,市会議場に場所を移して,「議場見学」と「議員への質問タイム」です。
「なぜヤジを飛ばすのか」等,高校生から出された多くの質問に議員の皆様が一つ一つ丁寧にお答え下さり,大いに盛り上がりました。

 参加した生徒は,「選挙権年齢が18歳以上となり,高校生が自ら政治にかかわることが必要となってくる。今日は観光政策を通じて市会議員の皆さんと議論し,市政が身近なものに感じられた。この経験を周りにも広め,今後に生かしていきたい。」と言っていました。
 生徒たちにとって大変貴重な経験となりました。市会議員の皆様,市会事務局の皆様をはじめ関係の皆様に厚く御礼を申し上げます。誠に有り難うございました。

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 1枚目 意見交換や質問タイムの様子
 2枚目 参加者全体の集合写真
 3枚目 本校からの参加者集合写真

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【高大連携】京都大学放射線生物研究センターで西京生への特別授業が行われました!

 冬季休業中の12月28日(水)10時30分から15時30分まで,京都大学医学部構内にあります「放射線生物研究センター」にて,西京生への特別授業が行われました。

 放射線生物研究センターは,放射線の生物影響に及ぼす基礎的研究,研究交流,そして社会への情報発信を目的とする全国共同利用・研究拠点で,次世代の研究を担う人材育成にも精力的に取り組んでおられます。その一環として,平成24年度から本校生希望者に対する特別授業をセンター内で行っていただいており,大学の先生方から親しく講義を聴き,実験をさせていただけるまたとない機会として生徒たちから好評を博しています。
 今回は,1年生希望者6名が参加しました。

 午前中は,「ようこそ染色体美術館へ」という題目で,生物の遺伝情報である染色体についての基礎的な解説を行っていただきました。
 染色体の構造や複製と分配等,1年生にとってはやや難しい内容もありましたが,それぞれの染色体は対になっているということを「靴下がそろっている状態」,染色体がばらばらにならないように繋ぎ止めているものを「ピン止め」等,平易でイメージしやすい表現やイラストを使いながら説明して下さいましたので,生徒たちもしっかりと理解しながら聴くことができていたようです。最新技術による染色体の塗り分けの画像もお示し下さり,ガン細胞は染色体の数が不ぞろいであったり,まだら模様があったりするということの理由やその原因の説明には,生徒も興味深そうに聞き入り,熱心にメモをとっていました。

 午後は,「How to サイエンス −細胞周期の研究手法−」という題目で,細胞周期の研究の歴史とともに実際に研究者がどのように研究を行い,どのようにそのデータを解釈するのか,といった発展的な内容の講義をまず受けました。
 さらに,2回の講義の後に行われた実習では,生徒自身が様々な酵母変異体の長さを測定し,そのデータを論理的に考察するとどう結論できるのかを実体験しました。

 生徒たちは,「生物基礎」の授業で遺伝情報と染色体について学び,さらに細胞周期についても学習を終えていましたので,これまでの学習内容を思い出し,理解を深めながらこの特別授業を受けることができました。このようなことから,講義の中で多少専門的な用語が出てきても生徒たちは問題なく受け入れることができたようですし,実習で取り組んだ“自身が得た生の実験データを解釈する”という難易度の高い課題も,楽しく達成することができました。研究の世界の一端を体験した生徒たちにとって,自身の将来を思い描く一つの材料になれば幸いです。

 お忙しい中,本校生のために貴重な機会を設けて下さいましたセンターの松本智裕先生,古谷寛治先生,中瀬由紀子先生,誠にありがとうございました!

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本日から全学年が登校しています!

【3年生】
 昨日(1月5日[木])に引き続き,全員参加で「センター試験直前演習」を行っています。本日は理科・数学の解答及び自己採点に16時頃まで取り組みます。

【1・2年生】
 本日(1月6日[金])午前に,「休み明け確認テスト」に取り組みました。
 15日(日)午後には1・2年生ともに「センターチャレンジ」が控えています。それぞれ,日頃培った力をしっかりと発揮できるように頑張ってください。
 なお,当日(15日)は,京都市内を会場に「第35回全国都道府県対抗女子駅伝競走大会」(12時30分スタート)が開催されます。普段とは人の流れが大きく異なりますので,余裕をもって各会場に到着できるように気をつけて下さい。

 ガンバレ 西京生!

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 左 問題に取り組む2年生の様子 
 右 校舎前の門松[上手のみ](入口左右に一対あります)

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3年生は本日から登校しています!

 1月5日(木)・6日(金)の2日間,3年生は全員参加で「センター試験直前演習」を行っています。
 初日となる本日は,地歴公民・国語・英語・リスニングの各科目に15時10分まで取り組みます。明日は,理科・数学の解答及び自己採点に16時頃まで(文系・理系により終了時間は異なります)取り組む予定です。
 いよいよセンター試験が近づいてきました。これまで培った力を最大限発揮できるよう,十分に仕上げをするとともに,ベストの体調で当日を迎えるべく,健康管理もしっかりと心がけて下さい。
 ガンバレ 12期生!

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 左 問題に取り組む3年生の様子
 右 進路部前の,センター試験までの残暦表示

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新年の御挨拶

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 明けましておめでとうございます。

 昨年中は,本校ホームページに非常に多くの方々からアクセスを頂戴し,本当にありがとうございました。平成21年3月16日にこのシステムを採用して以来,28年12月31日までに一日平均410.2件,総数1,169,925件ものアクセスがございました。(平成28年度当初から1月4日10時までの累計アクセス数は140,563件です。)
 本年も一層ホームページの充実に努め,本校に学ぶ生徒たちの活躍の様子を,可能な限り迅速にお伝えしていきたいと思っております。お忙しいこととは存じますが,是非とも御高覧下さり,お気づきになることがございましたら,御意見をお寄せくださいませ。

 今月も,明日(5日)から2日間,高校3年生はセンター試験直前演習を行い,14・15日にはいよいよ大学入試センター試験当日を迎えます。現役生の強みは,最後の最後まで粘れば粘るほど実力が向上することです。自分を信じて,成長し続けてほしいと思います。
 1・2年生は6日に「休み明け確認テスト」が,15日には「センターチャレンジ」が控えています。それぞれ,日頃培った力を十分に発揮できるように頑張ってください。

 また,センター試験の初日は附属中学校の平成29年度入学志願者に対する「適性をみる検査」及び面接の実施日でもあります。合格されますと附属中学第14期生となる受検生の皆さん(皆さんは,高校エンタープライジング科には平成32年度に18期生として進学されることになります。),風邪等には十分気を付けて,気力体力ともにベストの状態で当日を迎えるようにして下さい。

 著名人の言葉を,いくつか挙げます。
・ 新しい年が幕を開けた。ひとつはっきりしていることがある。残念な
 がら「待ち」ではろくな年にはならないだろう。「自ら動く」ことであ
 る。(堀紘一)
・ 壁というのは,できる人にしかやってこない。超えられる可能性があ
 る人にしかやってこない。だから,壁がある時はチャンスだと思ってい
 る。(イチロー)
・ Really successful people do things when they don’t want to
 do it.[やる気があるときなら,誰でもできる。本当の成功者は,やる
 気がないときでもやる。](Phil McGraw)

 揺るぎのない志と謙虚な努力で,皆さんそれぞれが思い描く人生の航路を切り拓いて下さい。
 ガンバレ受検生! ガンバレ西京生!

 本年も,本校の教育活動に御理解・御支援を賜りますとともに,御指導・御鞭撻下さいますよう,宜しくお願い申し上げまして,年頭に当たっての御挨拶とさせていただきます。

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 記事上部 虹が出た際のグラウンドの様子
 記事下部 本日(1月4日)のグラウンド及びアリーナの様子

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第3回学校説明会を行いました!

 12月23日(金・祝)午前10時から,本校7階大講義室にて,第3回学校説明会を実施しました。中学3年の生徒・保護者70名を超える方々が参加して下さり,「入学後の学習活動及び学校生活」「入学者選抜実施概要」等,第2回説明会と同じ内容について,その際のビデオ映像も交えながら説明させていただきました。

 御参加の皆さんの感想です。
・西京高校で大切にされていること,目指していくことについてよく理
 解できた説明会でした。生徒さんたちの活動ビデオから大変さと楽し
 さが伝わり,西京高校の魅力を感じることができました。
・(祝日でしたので)今回初めて説明会に参加することができました。
 「西京高校に通いたい」という気持ちをさらに高めることができまし
 た。これからも受験勉強に励みます。
・卒業生と先生との座談会風の学校生活インタビュービデオはあまり他
 にない形式で,新鮮でした。一歩踏み込んだ話が聞けて良かったです。

 全体説明の後は御希望の皆様に校舎見学・個別相談などをしていただきました。公私ともにお忙しい中,多数御参加下さり,有り難うございました。

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冬の講座,21日から27日まで実施中です!

【1・2年生】
 12月21日(水)から27日(火)の8時30分から15時まで,土・日曜と祝日を除いた4日間,全員必修の1・2年生冬季学習講座を1コマ80分×4時限の時間割で行っています。国語・数学・英語を中心に,2年生は地理歴史科や理科も交えた講義・演習や実験が展開されています。

【3年生】
 12月21日(水)から27日(火)の8時30分から17時10分まで,土曜日と日曜日を除いた5日間,希望者がそれぞれの課題に応じて登録・受講する3年生冬季進学補習を,1コマ90分×5時限の時間割で行っています。「センター古典」等の間近に迫った1次試験対策の講座や,「発展物理」等2次(個別)試験向けのもの等,合計19講座が開設されており,多くの生徒が熱心に問題に取り組んでいます。学習室も盛況で,黙々と勉強に励む姿が多数見られました。
 残りわずかとなりましたが,最後の最後まで粘り抜いて,夢実現の第一歩を踏み出して下さい。ガンバレ 12期生!


 なお,インフルエンザや感染性胃腸炎等も流行しています。
 体調には十分注意して下さい!


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安倍昭恵氏の特別講義に本校生が参加しました!

 12月21日(水)13時から14時30分まで,京都大学益川ホールにて行われました安倍昭恵氏による特別講義「価値の創造〜京都の学生の手紙から始まる対話〜」(主催:京都大学地球環境学堂・エコ〜るど京大)に本校生も御招待いただき,1年生6名が参加しました。(今日から学校では「1・2年生冬季学習講座」「3年生冬季進学補習」が始まっておりますが,午後の講座は公欠をとって会場に駆けつけました。)

 日本のファーストレディーとして国内外を飛び回る傍ら,自身の公式オフィシャルサイトの冒頭には田んぼに入る写真と「豊かな地球とつながろう」というフレーズを掲げ,農業や環境問題にも実践的に取り組む安倍昭恵氏。その他,教育,女性,アート,国際交流等,興味と活動の範囲はとどまることを知りません。今回の特別講義は,学生との対話的講義を目指したいという御本人の御希望により,参加者(京都大学の学生及び高校生[京都橘高校及び本校の生徒])から事前に手紙を届けたうえでお話しいただく,という形での実施となりました。

 普段から本校マネジメント会議委員・SGH課題研究協力委員としてお世話に与っております浅利美鈴先生(京都大学地球環境学堂准教授)の司会により,特別講義が始まりました。

 前半は講義です。
 「人にはいろいろな価値観があり,それぞれが常に自分の価値観の中で物事を評価している。価値観の異なる人とはなかなか折り合っていけないもの。今日は新しい価値観を学生の皆さんとつくっていければと思って,この場に来させていただいた。」とお話を始められました。
 安倍晋三首相との出会いに始まり,東日本大震災被災地での防潮堤建設計画進行の話題(環境アセスメント不要・1兆円規模の復興事業。あまり高いものを作ると美しいリアス式海岸が見えなくなり,想定外の津波が来たときにわからないし,沿海部の生態系が変わってしまう懸念もある。住民が見直しを考えても計画が変わらない。必要なものは作るべきだが,いったん計画したらやめられない日本の行政。その姿に不信感を募らせ「偉い人は信じられない」という,あるNPOの若者との出会いから,「若者の心の壁を取り払い,信じてもらえる年長者になりたい」と,防潮堤のことを語り続け,海の大切さや環境問題をわかってもらえるような取り組みを硬軟両面から進めている・・・等)から住民の合意形成の話題へと話が進み,「これからのエネルギーをどうすればよいか,今後のライフスタイルをどうするのか,を若い人に考えてもらいたい」とおっしゃっていました。
 また,御自身のフェイスブックにいろいろ書き込みがあるそうですが,ブロックも削除もまったくしていないとのことで,「さまざまな面からみないと人の本当の姿はわからない。批判されて終わりではなく,違う面を見ることで人と人は分かり合える,つながれるという実験をしている。国と国とでも同じだが,まずは個人と個人でやっている」といった話題,「半農半X[エックス]で何か出来ればと思い,無農薬の米作りを始めた」「(誰かが今日の講義のためにくれた手紙にあったが,)AI(人工知能)はあくまでも経験値。これからは“新しいことをどんどんする”こと,そして“感じる力”が大切。」等,約1時間お話し下さいました。
 
 残り約30分は,質疑応答の時間です。
 法科大学院や医学部の学生等に混じって,本校生も積極的に質問していました。本校生6人中,何と3人が質問できました!
 本校生からの質問は,まず「安倍首相の素顔を教えて下さい」でした。昭恵氏は「面白い人で,よく冗談を言うし,部屋の片づけもしてくれる。自分で下着をたたんだりもするが,わざと私の横でやっている。何か言ってほしいのかと思っている。」と話して下さいました。次の「フェイスブックでいろいろな批判もあると思いますが,どのようになさっていますか」という質問に対しては,「移動中の時間を利用して率直な意見交換をするようにしている。ただ,電車等でも下を向いてばかりになるので外の景色の移り変わりを見られないのが残念。」と答えて下さいました。3人目の「防潮堤のお話でも“1回決まったことは変わらない” とおっしゃっていましたが,なぜ現状維持で変わらないのでしょうか」いう問いに対しては,「知事や市長等,自治体の首長は選挙で選ぶことができる。国の権限が地方に移譲されていく中で,選挙をどのようにするか,今の選挙体制はこれでいいのかと思ったりもする」とお答え下さり,生徒からは更に「アメリカの大統領選挙は有権者が楽しめる工夫がありますが」と問いかけると「あれでよかったのでしょうか,とも思うけど」と苦笑いされる場面もありました。
 フロアから出された「各国要人の意外な一面」「感じる力が大切とおっしゃっていたが,アンテナをどう広げればいいか。何か注意されていることはあるか」等の硬軟取り混ぜた質問に対しても,丁寧に答えて下さっていました。(最後の質問に対しては「自然の中に答えがある。いかにそれをキャッチできるか。なるべく自然の中に出て,何も考えない時間を少しでも持つようにしている」とおっしゃっていました。)

 京都大学の学生約30名,高校生20名弱(その他,京都大学の先生方約20名)という本当に顔の見える範囲での,「謦咳に接する」という言葉がまさにふさわしいクローズド・シークレットの会であり,生徒たちには掛け替えのないすばらしい経験となりました。最後には記念撮影までさせていただくこともできました。関係の皆様方に深く感謝申し上げます。ありがとうございました。

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 1枚目
  上段 開始時の会場の様子
  中段 講義中の安倍昭恵氏
  下段 安倍氏に質問する本校生

 2枚目
  安倍昭恵氏を囲んでの記念撮影

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3年生学年アセンブリを行いました!

 12月16日(金)7限目に,7階大講義室にて,3年学年アセンブリを行いました。
 例年,年内の授業締めくくりと冬季学習講座(1・2年)や冬季進学補習(3年)前のこの時期に,これまでの振り返りと来年への更なる飛躍に向けて,各学年ともアセンブリを行って生徒の意識づけを図っています。3年生も授業はまだまだ続きますが,約1箇月後に迫ったセンター試験に向けての説明会ということで,諸注意や各教科からのアドバイスを行い,生徒たちは熱心にメモをとって聞いていました。

 最初に,進路部久保先生による,センター試験及びその後までを含めた学習の進め方等についての注意・激励です。
 まずはセンター試験受験にまつわる注意事項です。受験票や成績請求票の取り扱い,会場へのアクセス確認,当日ティッシュは机の上に置いてもよいのか,ひざ掛けは使えるのか等々,これまでの失敗例を踏まえて丁寧に説明して下さっていました。各自,「受験上の注意」をしっかりと読んでおいて下さい。
 そして,「現役生はこれからが本番」であり,これまでの先輩の歩みを確認しながら,「自信を持って力強く進んでいくように」と激励して下さいました。この中で,先輩たちがセンター試験までにどれくらい伸びたのかを,直近に行われた模擬試験からの比較データを示しながら解説して下さいました。ほとんどの生徒は伸びていることが確認でき(中には200点近く伸びた生徒もいます),生徒たちの“自分の点が伸びるのか”という不安を少し解消できたように思えました。また,センター試験終了後から国公立2次試験までは約40日間あり,モチベーションをしっかり保って,最後の最後,後期試験までやりきる学習をしよう,という話がありました。

 次に,各教科からです。センター試験までの最終確認と,その後に向けた話がありました。科目によっては,「センターのみを見るのではなく,2次の力もしっかり伸ばしながらバランスよく学習をしよう」という話があり,また他の科目では「センターがまだまだ仕上がっていないから基本的な事項をきちんと頭に入れていかねばならない」という話もありました。一人一人がそれぞれの現状と目標をしっかりと把握し,着実に歩みを進めていただければと思います。

 締めくくりは,学年主任の岡本先生からです。普段と同じ生活を心がけ,しっかり学校生活を回しましょうという話があり,最後に大講義室で全体の集合写真を撮って終了しました。
 これまで大講義室では何度も学年集会を行い,久保先生を始め教科の先生方にも色々な話をいただいてきました。「これから全員で元気に冬を乗り越えるために,勇気が出る写真にしたい」という学年主任・担任団の先生方の思いもつまった,良い写真になりました。

 内容やスピードを考えながら,一人一人が戦略的に目標や計画を立てて,最後の最後まで頑張って力を伸ばしていってほしいと思います。
 健康にも十分留意して,ガンバレ,西京12期生!

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