最新更新日:2024/09/26 | |
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1年アセンブリで卒業生による講演会を行いました!
7月31日(木)夏季学習講座の締めくくりとして,14時から7階メモリアルホールにて行われました「1年生学年アセンブリ」において,本校エンタープライジング科第8期生卒業生(附属中学第4期生)の大井美里さん(京都大学経済学部2回生)が,講演を行ってくださいました。
演題は「皆が笑顔の未来に向かって −インドネシア100人の友の『幸せな時』−」。映像や音楽を交えた,コンパクトで素敵な講演でした。 事前に大井さんは6階のホームルーム教室前のスペースに,100人の友人との写真と,彼らに聞いた「幸せな時」の回答を展示していました。生徒たちは思い思いに見て,自分たちと同じだなと思ったり,考えさせられる回答があったりと,講演の前にも多彩なメッセージを生徒たちに与えてくれました。 講演の内容は「私の活動」「研修旅行に向けて」という2つの柱から成っていました。 前半はこの取組をしようと思ったきっかけや,現在行っている活動について話して下さいました。「Happiness Project」でインドネシア・ベルギー・台湾で合計250人から「幸せな時」を聞いたり,「TOMODACHI MetLife Women's Leadership Program」(東日本大震災後の日本の復興支援から生まれた,日米の次世代リーダー育成を目指す官民パートナーシップ「TOMODACHIイニシアチブ」の一部門である「リーダーシップスキル養成」事業で提供されている,数多くのプログラムの中の一つとして行われているもの。)に参加して女性の暮らしやすい社会について考えたり,現在は今年の8月25・26日にオーストラリアで行われる「G(irls)20 Summit」に日本代表として参加し,各国代表の女性たちとの討論を楽しみにしているとのことでした。(「ガールズ20サミット」とは,G20首脳会合に先立ち,その年の議長国の都市に各国・地域から18〜20歳の女性が集い,討論を行って成果としての「提言」にまとめるという取組です。) 後半の「3月にコース別アジアフィールドワークに行く皆さんへのアドバイス」では, 「世界を知る」・・・・世界は自分の知らないことだらけであり,文化や習慣,ものの見方や考え方等といった「違い」を受け入れること,そして積極的にコミュニケーションをとって友達をたくさん作ってほしいとおっしゃっていました。 そして「日本を知る」ことがいかに大切であるかも強調されました。まず足元の日本文化を知ることで自分を表現する自信が生まれ,また心の通う交流が可能になる,と実体験を背景に話して下さいました。 最後に「自分」。一人一人,その人なりの違った貢献の仕方があるはずであり,自分が夢中になれることを見つけ,「近い将来」「遠い将来」それぞれなすべきことをはっきりと自覚し,失敗を恐れず挑戦してほしいと熱く語ってくれました。 年齢が大変近い先輩からの実感のこもったお話ということで,生徒たちも感じるものが大きかったようです。 生徒たちの感想です。 ・一人で海外に行って活動するというのがすごい。一人でしたこととは思えません。 ・自分自身の活動に明確な目標があるというのも,見習うべきだと思いました。 ・3月のアジアフィールドワークに向けて,行き先の国についてばかり調べていたけれど,まず自分の住んでいる日本のことや自分自身のことを知るのが第一だと気づきました。 ・「違いを受け入れる」というのは異文化交流に当たって大切なことだと思います。フィールドワークをより良いものにし,多くのことを学ぶためにも気を付けようと思います。 ・今回学んだことを生かして,フィールドワークでは積極的に人と関わりをもって自分の世界を広げたいです。 ・エンプラ魂が卒業してからも生きているんだと思いました。 ・自分ももっと積極的に身の回りの問題などについて考え,実際に行動していきたいです。 先輩からいただいたメッセージをよく噛みしめ,3月のフィールドワークやこれからのエンタープライジング科生としての日々が実り多いものとなるよう,しっかりと準備と努力を重ねていくことを願っています。 [写真] 1枚目 上段 6階での展示の様子 下段 講演の様子 2枚目 左 講演のスライドの一枚 右 G(irls) 20 Summit 日本代表・大井さんのページ |
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