京都市立学校・幼稚園
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1年生海外フィールドワーク結団式を行いました!

 3月5日(木)8時50分から,海外フィールドワーク(以下,「FW」と表記します。)の結団式を行いました。生徒FW委員会を中心に,一人一人がこれまで入念な準備をしてきましたが,いよいよ8日(日)に出発です。
 まず,村上校長から「フィールドワークでは,日本国憲法とはじめとする日本の法体系の外に行き,異なる価値観・文化・モラルの中に君たちは入っていくことになる。まず,それをしっかりと意識すること。そして,現地で君たちは予想以上に自分たちの感覚を揺さぶられるはずなので,その<違い>を学び,文化の多様性を受容してほしい。最後に,何よりも,安全確保・生命を最優先する,ということを徹底すること。集団・全体の場では,学校として判断したことに従ってほしい。グループで行動している場合は,危ないなと思うところには決して近づかないこと。身の安全には十分注意しながら,精いっぱい活力あふれる活動をして下さい。」と挨拶がありました。
 各担当の教員からは,最後の注意事項伝達や,「<氣概>があれば何とかなる」「FWは,2年生のEPIIで深めるための軸になるものであり,答えのない学びに挑戦するチャンス。これまで積み重ねてきた準備をもとに積極的に取り組み,しっかりと楽しんでほしい。」などと激励の言葉が贈られました。また,生徒FW委員会の代表生徒たちからも,注意事項や連絡事項の伝達などがありました。
 全体での結団式の後,各コースに分かれて最終の打合せ会を行い,フィールドワーク委員による進行のもと,それぞれの活動予定や交流会の進行等について確認を行いました。
 現地での取り組み状況は随時このホームページでもお知らせいたします。各コースとも大きな成果を収めて,全員無事に行程を終えてほしいものです。

 ※なお,明日は定時制の中期選抜検査実施に伴い,「生徒登校禁止日」となっています。1・2年生とも間違えないようにして下さい。

[写真]
1枚目 結団式の様子
2枚目 コースごとの最終打ち合わせの様子
    (4段目右は,午後に行われた出発前最後のFW委員会の様子)
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1年生海外フィールドワークの直前準備を行っています!

 学年末考査が昨日で終わり,本日(3月4日[水])1〜4限の時間をすべて使って,海外フィールドワーク(以下「FW」と略します)のコース別打ち合わせを行いました。
 生徒たちは7階大講義室や6階エンタープライズ演習室等,コースごとに分かれ,まずは完成したばかりのコース別「しおり」を受け取りました。生徒たちは手に取るやいなやページをめくり,嬉しそうに目を通していました。その後,FW委員を中心に全体行程やルール等の読み合わせを行い,細かいところまで確認していました。また,昨年度の写真やテレビで放映された番組を見たり,現地での服装やマナー等の最終確認も行ったりしました。また,班別行動の行程確認やシミュレーションを行い,「早く行ってみたいという気持ちとともに,改めて自分たちがすることに対しての<責任>を痛感した」と生徒たちは言っていました。
 また,現地での交流内容の確認やリハーサルを行うコースもあり,「早く現地の人たちと交流したいという意欲が高まった」という声も聞かれました。
 午後は,各コースのFW委員による打合せ・準備作業や教員のみの「付添団会議」も行いました。いよいよ迫ってきたFW。明日は「結団式」です。これまでの準備の集大成として,出発当日までさらに準備を重ね,万全の態勢で出発してほしいと思います。
 ガンバレ! 12期生。

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エンタープライジング科第10期生卒業式を挙行しました!

 3月2日(月)午前10時から,本館7階の京一商西京メモリアルホールにて,平成26年度卒業証書授与式を挙行しました。晴れの卒業式に臨んだのは,自然科学系コース178名,社会科学系コース108名,総計286名(男子136名,女子150名)のエンタープライジング科第10期生です。彼らは,学校創立第127期生,西京第67回生となる生徒たちです。

 卒業証書授与に続く校長式辞で,村上英明校長は,本校学術顧問で昨年のノーベル物理学賞を受賞された赤崎勇先生(名古屋大学特別教授)が生き延びるだけで精一杯の戦前戦後の混乱期に学問や研究への情熱を失わず,極めて困難な研究に敢えて挑戦してこられ,人類史上に残る大きな業績を挙げられたことを紹介し,平成21年に京都賞を受賞なさった際に本校で行っていただいた「若い人に」と題する講演会の中でお話し下さった5つのこと(夢[やりたいこと,目標]を持とう/失敗を恐れない/一旦決めたことは,最後まであきらめない/疑問[好奇心]を大切にする/輪[仲間,友達]を広げる)から,ここで学んだ「エンプラ魂」を心に,多くの仲間たちと輪を広げ,ますます厳しくなっていく社会の荒波に立ち向かっていってほしい,とはなむけの言葉を贈りました。そして,赤崎先生が松下電器産業株式会社東京研究所で研究をされていたころに感銘を受けられたサミュエル・ウルマン(アメリカの実業家)の詩「青春」(研究所に,創業者である松下幸之助氏の直筆で書かれた詩が掲げられていたそうです)の一節「青春とは心の若さである/信念と希望にあふれ/勇気にみちて/日に新たな活動を続ける限り/青春は永遠に/その人のものである」を紹介し,「皆さんの今後の活躍に期待します」と激励の言葉でしめくくりました。

 また,祝辞の中で,PTA会長森田圭美様から「皆さんは,“こんな高校生活を送りたかったなあ”とうらやましく思うほど本当に輝いていた。これまでは同質な中で生活してきたと思うが,これからは年齢も国籍も幅広い”多様性の世界”に旅立っていく。これから先,志すものに取り組む中で無力感に苛まれることもたくさんあると思うけれども,そんなとき,ないものを数えて憧れるのと同じくらい,その時の自分を”いいよ”と認めて自分の手の中に持っているものを大切に愛おしんで下さい。そこから幸せを感じる力が生まれてくると思う。人生は選ぶことの連続。<やらない後悔>より<やってからの後悔>を皆さんに勧めたい。」と,また,西京同窓会会長平野正路様から「今日の変革の激しい時代において,結果が見通せないからこそ挑戦してみる価値や面白さがある。既成の概念にとらわれることなく,斬新な発想でぶれることなく夢を追い求めて飛び立って下さい。」とのはなむけの言葉をいただきました。

 続く送辞で生徒自治会長鳴橋杏里さんは,「日本が抱える課題は多く,どんな物事も動かすには強い意志と労力が必要。先輩方なら,エンタープライジング科で学んだ計画力・団結力・決めたことをやり抜く力等を駆使してどんなことへも果敢に取り組まれるはず。私たち在校生一同は先輩方が残して下さった多くのことを忘れず,心にいつもエンタープライズシップを持って素晴らしい西京生になり,素晴らしい学校生活を築きあげていけるよう努力していきたい。」と,10期生の活躍を讃え,後輩としてその伝統を継承し発展させていくことを誓いました。
 この送辞を受けて,卒業生代表の道原順也君は,本校学術顧問堀場雅夫先生(株式会社堀場製作所最高顧問)から入学式での御講演の際にいただいた言葉「挑戦することをやめなければ負けではない。挑戦をやめることが本当の負けだ。」を挙げて挑戦することの連続だった高校生活を振り返り,後輩たちに「これからたくさんの越えられない壁が立ちはだかると思います。そんな時は思い切ってぶつかっていって下さい。」とエールを送り,「これから私たちはそれぞれの道に進みます。西京で培った経験を活かし,少しの不安と,それを超える大きな希望を持って生きていきます。」と力強く決意を述べました。
 式後には卒業生から3年担任団や保護者の皆様への謝辞も披露され,感動的な卒業式となりました。

[写真]
1枚目
 上段左 御来賓の皆様
 上段右 卒業証書授与
 中段左 学校長式辞
 中段右 PTA会長祝辞
 下段左 西京同窓会会長祝辞
 下段右 卒業記念品目録贈呈

2枚目
 上段左 在校生送辞
 上段右 卒業生答辞
 下段左 歌「旅立ちの日に」合唱
 下段右 式後の担任団・保護者への卒業生からの謝辞

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全日制
3/5 2年学年末考査
3/8 1年海外フィールドワーク
3/9 2年学年末考査
1年海外フィールドワーク
3/10 2年学年末考査
1年海外フィールドワーク
3/11 2年学年行事
1年海外フィールドワーク
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