京都市立学校・幼稚園
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「なかぎょう子どもサイエンス教室」を本校で開催しました

 8月21日(水)午後2時から4時まで,本校を会場として「なかぎょう子どもサイエンス教室」が開催されました。
 これは,中京区民ふれあい事業実行委員会主催による京都市中京区在住の小学4〜6年生を対象とする取組で,「未来を担う子どもたちが科学に興味を持つきっかけとなるように」ということで行なわれているものです。
 今年は小学生86名,保護者50名が参加され,第2部の「西京サイエンスプロジェクト」では本校理学部や附属中学校理科部の生徒を中心に中高合わせて約50名の生徒と理科担当の先生方がスタッフとして指導に当たりました。

 第1部は京都大学iPS細胞研究所の高橋和利先生から,「やさしいiPS細胞のお話」と題して御講演をしていただきました。高橋先生はiPS細胞でノーベル賞を受賞された山中伸弥教授の一番弟子でいらっしゃり,共同研究者としてiPS細胞の開発に大きな役割を果たされた方です。先生は,遺伝子を「色鉛筆」に例え,細胞の初期化を「色を消しゴムで消すこと」と説明するなど,小学生にもわかりやすい形で説明してくださり,子どもたちは真剣に耳を傾け,講演後も積極的に質問をしていました。

 第2部「西京サイエンスプロジェクト<わくわくサイエンスを体験してみよう!>」では,「不思議な発光の世界」「ペットボトルロケットを作ろう」「金メッキ?をしよう」など,西京の中高生スタッフが設けた6ブース・11種類の中から興味に応じて子どもたちが選択し,科学のおもしろさを積極的に体験していました。この体験をきっかけに,小学生の皆さんに科学のおもしろさやたのしさを感じていただけたら,これに勝る喜びはありません。また,子どもたちの指導にあたった高校生や附属中学生のスタッフも,貴重な経験ができたことと思います。ご参加のみなさんとスタッフのみなさんに心から御礼申し上げます。有難うございました。

□参加者の感想から
・iPS細胞のお話は子どもに難しいのでは,と思いましたが,子どもにもわかりやすく興味がわく内容でした。
・2回目の参加です。楽しく教えていただけ,本当に来てよかったと思える内容でした。
・実験のブースでは,中学生・高校生の皆さんが緊張しながらもとてもわかりやすく説明し,優しく接してくださったので,子どもにとっても,あこがれのお兄さん・お姉さん像だと思いました。
・実験が面白かったので,もっと調べたいと思いました。理科に興味を持ちました。来年もよろしくお願いします。

写真上 高橋先生の御講演
写真中・下 実験の様子
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日本政策金融公庫様の出張授業を受けました

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 8月19日(月)午後,12時から約3時間半にわたって日本政策金融公庫(以下,「日本公庫」と略)創業支援室の森本様,金子様のお二人から,1年生5人が出張授業を受けました。
 これは,日本公庫が全国の高校生を対象に今年初めて開催する「高校生ビジネスプラン・グランプリ」の一環として行われたものです。日本公庫では,若者の創業マインドの向上を図ることで,長期的に開業率が低迷する日本の現状を変えていこうという意図のもと,若者ならではの新しい発想を生かしたビジネスプランや,地域の身近な課題や環境問題など社会的な課題を解決するビジネスプランを募集しておられます。応募した生徒たちは,商品・サービスの内容をはじめ,ターゲットとなる顧客や人員体制,収支計画に至るまで,具体的なビジネスプランを作成・提出することが求められており,そのサポートのために,今回,出張授業を設定してくださいました。
 前半の「基礎編」は,ビジネスの仕組みや企業経営,ビジネス・アイデアの発想方法などについての授業でした。説明ののち,生徒自身が不便に感じていることや困っていることを「タネ」としてその解決方法を考え,互いに発表するなど,ビジネス・アイデアの掘り起こし方法をより身近に感じられたのではないかと思います。
 後半の「実践編」は,基礎編を踏まえて具体的なビジネスプランの作成方法についてのお話しや,生徒のビジネスプランに沿った助言もいただきました。ある企業の戦略をもとに掘り下げてくださり,生徒たちの思考が深まったようです。
 生徒との受け答えを交えたインタラクティブな授業を展開していただき,生徒たちも生き生きと授業を受け,積極的に発言していました。この授業で学んだことを十分に生かし,より完成度の高いビジネスプランの作成に励んでくれることを願っております。
 お忙しい中,出張授業を行ってくださいました日本公庫の森本様,金子様,誠に有り難うございました。

市高フェスタ 多数の御来場有り難うございました!

 平成26年度からはじまる「新しい教育制度・選抜制度」の実施に向けて,中学生や保護者の方々等を対象に,京都市立高校9校の魅力や特色を広くお知らせすることで,主体的な進路選択ができるように2会場で行いました市立高校説明会(市高フェスタ)に多数御来場下さいまして,誠に有難うございました。
 7月28日の京都産業会館に続き,8月17日(土)に京都大学宇治おうばくプラザにて行いました第2回説明会も多くの生徒・保護者の皆様でにぎわい,個別相談会では,各学校の特色や選抜制度の変更点などについて熱心に御質問される姿が印象的でした。

 8月31日(土)には本校にて学校説明会を行います。右側のカテゴリ「説明会案内」に詳細を挙げております。御覧の上,進路選択の一助としてお気軽に御利用いただければと思います。

[写真]宇治会場の様子
 上 会場外観(京都大学宇治キャンパス「宇治おうばくプラザ」)
 中 全体説明(「きはだホール」)
 下 本校の展示ブースでの個別相談

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グローバルリーダー育成研修inシアトル その4

 今年度初めて行われました京都市教育委員会主催の「京都市立高校グローバルリーダー育成研修inシアトル」は,8月11日(日)に予定通り全員元気に帰国しました。
 シアトル研修終盤の部分をメインとした最後の御報告です。

 写真[上]は,モルガンスタンレーグループ・シアトルオフィスの副社長,Bareq Peshtaz 氏をはじめとする方々による御講演「グローバルリーダーの資質」の様子です。グローバルリーダーとして求められるもの,また大切にすべき点,そして高校生である今,何をすべきかなどについて,ご自身の国際的なキャリアを交えながら親しくお話して下さいました。参加の生徒からは,ビジネスにおける成功の秘訣や今後に向けてのアドバイスなど様々な質問がなされ,大変活発な質疑応答となりました。

 写真[中]は,Japanese Culture Nightの様子です。グループごとにテーマを決めて日本文化の紹介を行いました。生徒たちは「一期一会」を大切にする心持ちで,落ち着いて丁寧に日本文化の心について説明していました。

 写真[下]は最後のプレゼンテーションの様子です。「グローバルリーダーシップ」をテーマにプレゼンテーションを行いました。どのグループも,昨日までのフィールドワークや講演で感じとり学んだことをうまく整理・構成し,かつユーモアも盛り込み,ただ単に原稿を読むのではなく,聴衆全体を見渡しながら時折効果的にジェスチャーも交えるという,印象的で素晴らしいプレゼンテーションを披露していました。質疑応答の時間を含めて,事前研修で学んだこともしっかりと生かせていたと思います。

 非常に大きな成果とともに無事終了できたことに感謝し,今後の帰国報告会等の機会を通して,成果をより多くの方々に還元できればと思います。ありがとうございました。

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京大エコツアー

 8月8日,京都大学オープンキャンパスにあわせて,西京高校生のための独自企画「京大エコツアー」があり,1年生希望者が参加しました。
 これは,5月に本校で行いました「びっくりエコ発電所」主催の「環境シンポジウム」でもお世話になった浅利美鈴先生(京都大学環境科学センター助教・本校の「西京マネジメント会議」委員でもいらっしゃいます)からのお声掛けで実現したものです。
 百周年時計台記念館2階の国際交流ホール「環境コーナー」を振り出しに,学内見学と個別相談を行っていただきました。
 時計台記念館前のクスノキや現在は京大生協本部となっている「花谷会館」の由来,美しい工学部土木工学教室本館の外観や北側駐車場(テニスコート跡)にあるコンクリート製階段状の物体(審判台です)など,普通のオープンキャンパスではちょっと聞けない説明ばかりでした。
 学内探索後は,浅利先生の研究室にお邪魔させていただき,京大各学部の概略についての説明やサークルの紹介冊子を見せていただいたりしました。同じ名称でも学部学科によって切り口が違うので,「どのようなことをしたいのか」をよく考えて選択することが大切であること,また,先生の高校・大学時代の御経験から,今やれることに一生懸命取り組むことの大切さなどについてもお話しいただきました。
 その後大学院生の方々の研究室を見学させていただき,総合博物館前で解散となりました。博物館では常設展の他に「海」「地図」の企画展も行われており,生徒たちは説明に熱心に聞き入っていました。
 コース選択や選択科目登録を控えた1年生の生徒にとって,本日のツアーは大変示唆と発見に富んだものだったと思います。浅利先生には暑い中御案内下さり,誠に有難うございました。


(参考)花谷会館(生協本部)について
 終戦後,連合軍の占領が始まろうとする世情不安定な昭和20年9月初めから,京大医学部では救援調査団を広島へ派遣することとなった。医学部研究者の現地での献身的な研究・治療が軌道に乗り始めたころ,9月12日文部省(当時)は学会総動員で「原子爆弾災害調査研究特別委員会」を発足させることとなり,京都大学も全学あげて支援する気運が高まっていった。理学部では医学部に合流するかたちで調査隊を派遣することとなり,6名を第3次調査隊として広島に送り出した。9月16日激しい雨の中広島に到着,医学部のチームと合流し早速17日から仕事を始めた。ところがこの雨は戦後史に残る大災害を引き起こした「枕崎台風」によるものであった。台風は17日夜原爆の被害からまだ立ち直っていない広島を襲い,京大の調査隊も,研究・宿泊所である病院が台風による山津波で全滅し,前日着いたばかりの理学部の研究者3名と医学部研究者8名が命を落とされたのである。(広島県下の犠牲者は2,600名)
 このときの犠牲者の一人が大学院生の「花谷暉一」さん(24歳)であった。この死を悼み,ご遺族の兄花谷正明さんが京都大学へ学生の福利厚生のための施設として寄贈されたのが,「花谷会館」である。


[写真]
  左 土木工学教室本館北側にて
  右 浅利先生の研究室にて
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グローバルリーダー育成研修inシアトル その3

 8月11日までの現地研修も終盤にさしかかってきました。
 1週目の終わりに行いましたグループごとのプレゼンテーションや,ホストファミリーとの対面時の写真などが手に入りましたので,御報告いたします。
 プレゼンテーションは,準備時間がわずか4時間しかなかったそうですが,どの班もよく構成された素晴らしい発表を行いました。
 週末のホームステイも皆元気で,よい経験ができたようです。毎日の研修を通して,どの生徒も,英語を話す際のためらいがなくなった様子です。
 同じ京都市立高校に学ぶ生徒同士の交流,現地の学生やホストファミリーとの交流,日米のスタッフの支えなど,多くの出会いを大切にして,また実際に出向くことでわかるそれぞれの文化的背景や考え方の違いとそれぞれの良さ,日々のアクティビティを通して得たもの,生徒たちは多くの経験をしたことと思います。残りわずかとなりましたが,健康に気を付けて,たくさんの成果と思い出を日本に持ち帰ってほしいものです。

[写真]
 上 プレゼン準備の様子
 中 ホストファミリーとの顔合わせ
 下 フィールドワークで出かけた歴史産業博物館

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2年生特別講演会を行いました

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 7月26日(金)午後,2年生(エンタープライジング科第10期生)は,イルコ・アレクサンダロフ(Ilko allexandroff)氏をお招きして特別講演会を行いました。
 講師のイルコ氏はブルガリア人フォトグラファーであり,現在は日本で若手の気鋭写真家として御活躍中です。
 イルコ氏が日本に興味を持ったきっかけに始まり,チャンスの生かし方,既成の枠から飛び出すこと,人生において大切なこと等の話に,生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

 講演の中にちりばめられていた,印象的なアドバイスをいくつか挙げてみます。
 仕事上の心構え・・・・「自信を持つ。人は自信を持っている人と仕事をしたいものだから」「自分でハードルを上げ,難しいオファーも受ける。今できないからと断ると,いつまでもレベルアップできない」
 写真について・・・・「被写体を愛し,人を尊敬する」「人は好きなモノと一緒に写ると,一番いい表情になる」
 人生で大切なこと・・・・「招待は絶対断らない。そこに一生を変える出会いがあるかもしれないから」「楽しむこと,それが一番大事」

 イルコ氏独特の雰囲気や間・リズム感を紙面ではお伝えできないのが残念ですが,実体験に裏打ちされた言葉の一つ一つが,生徒たちにもしっかりと響いていたようです。
 講演後は生徒たちから「ストリートスナップを撮るときのスタンスは?」「ヨーグルトは好き?」「写真は独学ですか?」「女性の写真が多いのはなぜ?」などなど,硬軟取り混ぜた質問があり,イルコ氏に一つ一つ丁寧に答えてもらいました。
 生徒たちは,夏休み直前にいい刺激を得られたようです。

グローバルリーダー育成研修inシアトル その2

 7月29日からは英語研修その他がスタートしています。語学クラスは,レベルに応じて3段階に振り分けられ,他国からの留学生(サウジアラビア,中国,韓国の学生が多いようです)と一緒にがんばっています。日がたつにつれ,生徒たちはクラスメイトとも随分打ち解けた様子で,皆口々に「楽しい」と言っています。クラスの先生方は,「普段はサウジアラビアの生徒が積極的に発言することが多いが,京都市からの生徒は授業中のプレゼンも一番に手を挙げて発表している」と驚いておられるとのことです。
 研修はまだまだ続きますが,体調を崩すことなく,全員元気に頑張ってほしいものです。

[写真]
 左 授業の様子
 中 ACE顧問・シェパード氏による特別講演の様子
 右 現地高校生とのサッカーの様子

 ※注 ACE・・・American Cultural Exchangeの略。アメリカワシントン州にある非営利教育財団で,本研修にACEが実施している語学インスティテュートの授業が組み込まれています。

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グローバルリーダー育成研修inシアトル その1

 京都市教育委員会主催の「京都市立高校グローバルリーダー育成研修」に,本校から5名の生徒が選ばれて,参加しています。(京都市立高校全体では7校・22名が参加)
 この事業は,グローバル化が進展する中,市立高校の代表生徒たちがともに切磋琢磨しながら,我が国の伝統文化等を深く理解するとともに,国際貢献の大切さを学び,他国の若者との交流,語学研修に積極的に参加することを通して,豊かなコミュニケーション能力,世界に対する幅広い教養を身につけるなど「グローバル人材」としての素地を育むことを目的とするもので,本年度新たに実施されるものです。
 国内での事前・事後の研修と海外研修とから成っており,事前研修は6・7月に4回行われ,英語力を高めるとともに,京都や日本文化への理解を深めるための講義や実習を行いました。
 現在実施中の海外研修は,7月27日から8月11日までの16日間,米国シアトル市の大学寮での生活や現地個人宅での宿泊体験など,他国からの留学生と一緒に語学研修を受けたり,現地高校生との交流アクティビティを行ったりすることを通して国際的な幅広い教養や豊かなコミュニケーション力の大切さを学ぶとともに,京都の良さのPRも行うという,まさに盛り沢山な内容です。

 初日(7月27日)は,関西空港からシアトルに向けて出発しました。経由便なので長時間フライトの上,アメリカの入国審査で2時間待ち等,大変ハードなスケジュールですが,皆疲れよりも今後の期待でいっぱいといった様子です。シアトル到着当日には早速英語のクラス決定のためのプレースメントテストを受験しました。(以下,その2に続きます)

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  左 関西空港出発時の集合写真
  右 到着後早速受けたテストの様子

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NHK放送コンテスト出場

 7月23日から25日まで3日間の日程で東京にて行われました「第60回NHK杯全国高校放送コンテスト」に,本校3年生の竹内祐一君(アナウンス部門)と各務青湖さん(朗読部門)がそれぞれ京都府代表として出場しました。
 23日に行われた準々決勝では,2人も落ち着いて丁寧に発表をしていた姿が印象的で,特に竹内君は,京都府代表6部門の中で唯一,準決勝進出を果たしました。地方大会(全部門を合計すると16,440人が出場)のアナウンス部門参加者4,151人から選抜された各県代表294人中のベスト60ということになります。
 24日に行われた準決勝でも,ニュースとニュースの間(ま)や表情にも気をつけながらしっかりと発表していましたが,残念ながら決勝(上位10人)に進むことはできませんでした。
 最終日の決勝は,客席からの見学という形になりましたが,さすがにレベルが高く,どの発表も着想や構成,リズムなどが素晴らしく,大変勉強になりました。
 来年度も,ぜひ頑張ってほしいものです。

[写真左]会場入口にて
[写真右]竹内君がもらった準決勝進出(入選)の賞状

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全日制
2/6 2年大学別説明会
2/7 2年大学別説明会
定時制中期選抜検査
2/8 第12回土曜活用講座1年
2/10 3年直前補習開始〜24日
京都市立西京高等学校
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