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最新更新日:2024/07/06 |
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55年目の再訪問!−米国から驚きの珍客が・・・・!!![]() カリフォルニア州立大学サクラメント校名誉教授のトーマス・スィフト博士です。スィフト博士は、なんと55年前の1954年から1955年にかけて、毎土曜日の午後、本校でESSクラブ(英会話クラブ)の指導に当たっていたというのです。当時、博士は20歳。アメリカ陸軍の兵士で、滋賀県大津市の駐屯地に配属されていて、知人の紹介で本校生徒の指導に当たったとのことです。当時のESS部員は約15名。非常に熱心な態度が強く印象に残っているとのことでした。 博士は、除隊・帰国後、カリフォルニア大学バークレイ校に入学して、日本や中国の歴史を研究し、学位取得後に州立大学サクラメント校で約30年間教鞭をとられたそうです。日本の国際基督教大学、東京大学や京都大学ででも研究生として来日されていたようですが、西京を訪問されたのは、除隊後、今回が初めてということで、校舎改築により様変わりした本校を感慨深く見学されていました。また、極めて短時間ではありましたが、放課後の3年生の教室を訪れ、生徒たちとの交歓も楽しまれました。 当時の本校は、普通科と商業科が併設された「西京高校」の時代。同窓会員の皆さんの中にこの間の事情をご存じの方がありましたら、是非とも情報をお寄せ下さい。昭和29年から30年にかけてのお話です。当時のESS部員の方がおいでになりましたら、スィフト博士の連絡先なども提供させていただきます。(写真は、当日、本校校門付近で撮影したもの。ご同伴の女性は博士のフィアンセとのことです) 大韓民国校長資格研修団の来訪!
6月9日(水)の午前11時前、大韓民国の高等学校の校長資格者(校長又は校長昇任試験に合格している者)60名が本校を訪問しました。
わずか1時間の短い時間でしたが、本校概要の説明と校舎・施設見学を精力的にこなし、説明役の校長や案内役の教頭に質問の集中砲火を浴びせていました。代表的な質問は教職員の勤務時間。韓国では、大半の先生方が朝7時30分から夜11時まで生徒の指導に当たっているとのことで、超過勤務の縮減が大きな課題となっている本校に対しても、”日本の学校はなぜもっと夜遅くまで授業をしないのか?”ととんでもなく回答に窮する質問続出でした。また、校門付近に駐車中の車が一台もないことに注目され、本校教職員の通勤手段についても質問が集中しました。京都市のエコ通勤方針により、低炭素社会実現のため基本的にはマイカー通勤を禁止している旨の説明をすると、京都市の取組に大きな関心を示し、帰国後、関係機関に必ず報告するとのことでした。 国情の違いにより私たちが直面する教育課題も異なることかとは思います。もう少し情報交換の時間があればと、少し残念な思いをもって正午にお別れをしました。 ![]() 文系か?理系か?−EEP進路講演会を開催!
6月3日(木)の第7校時、1年生全員を対象にEEP(Enterprise Education Project)進路講演会を開催しました。入学間もない1年生ですが、いま彼らが直面しているのは、自然科学系コースか社会科学系コースかの選択作業です。この課題解決の一助にでもなればとの思いで独立行政法人産業技術総合研究所(茨城県つくば市)から企画本部の 二タ村 森(フタムラ シゲル)氏を招聘して『大学の出口を考える』の演題の下、講演会を実施していただきました。二タ村先生のご略歴は、次のとおりです。
昭和57年: 東京大学大学院工学系研究科反応化学専攻博士課程修了(工学博士) 昭和57年: 日本学術振興会奨励研究員及び東大工学部反応化学科助手 平成 2年: 東大先端科学技術研究センター講師 平成 5年: 同センター助教授 平成 9年: 工業技術院資源環境技術総合研究所 励起化学研究室長 平成13年: (独)産業技術総合研究所 励起化学研究グループ長 平成19年: 経済産業省産業技術環境局大学連携推進課 産業技術人材企画調整官 平成21年: (独)産業技術総合研究所 イノベーション推進室審議役 平成22年: (独)産業技術総合研究所 企画本部審議役 − 現在に至る 二タ村先生は、経済産業省による早期工学人材育成事業(高校からは堀川高校と本校が参加)の関連で経産省の調整官時代にも本校を来訪していただいております。また、本年3月の東京フィールドワークででも大変にお世話になりました。 先生はそのご講演の結びに、「老人からのアドバイス」として、次の言葉を西京生に贈られました。 ・ 他人は皆自分の師(謙虚さと許容の大切さ) ・ 熱き心と冷たき頭 ・ 「能力」か「やり方」か(自己認識の必要性) ・ まずは独断と偏見で(独自性の確保) ・ 勉強のしすぎは禁物(知識メタボはダメ) ・ 感性・直感←悟性→理性(太った豚ではなく痩せた狼たれ) ・ 一芸に秀でて多芸に通ずる ・ 鋭利な刃物で大木は倒せない まだまだ高校1年生には難しいお話でしたが、先生のエッセンスは理解できたことかとは思います。ガンバレ!西京生!! ![]() ![]() ![]() 京都市PTA連絡協議会研修会−本校会員の受賞!![]() 高桑三男教育長と小学校長会長の来賓あいさつの後、感謝状贈呈式が行われ、昨年度会員の中からPTA会長5年歴任者・PTA役員等5年歴任者が表彰されました。 本校からは、昨年度本校PTA会員の金戸喜久子さんと北原道子さんが役員5年歴任者として紫野高校の3名の役員さんとともに高等学校部門で受賞されました。 本校のお二人は、中学校での役員歴を通算してのご受賞で、本当によくPTA活動をお支えいただきました。お疲れ様そして本当にありがとうございました。 研修会は、贈呈式の後、講演会へと移り、元警視庁警察官幸島美智子氏の「子どもを犯罪の被害者・加害者にしない子育て」という演題でのお話がありました。 また、この研修会では、『社会の宝である子どもたちの「いのち」がアブナイ!!〜児童ポルノは絶対許さない〜』という緊急アピールが採択され、総理大臣・京都府知事宛の署名協力の依頼がありました。本校としても積極的に協力していくことになることかとは思いますが、その節はご協力の程、よろしくお願いいたします。 ![]() PTA総会・教育振興会総会を開催!![]() 本年度会長中村潤様のご挨拶に続いて、校長からの学校経営方針の説明や現況報告の後、昨年度会長増田康男様をはじめとする旧役員の方々からの活動報告や決算報告があり、会員による承認決議が無事議決されました。ここでいったん総会を中断し、平成21年度本部役員の皆さまに校長から「感謝状」をお贈りし、そのご労苦に学校からの謝意を表させていただきました。 引き続いて本年度会長中村潤様をはじめとする役員の方々からの活動計画案や予算案が提示され、質疑応答の後、すべての案件に無事承認決議が得られました。 本年度の本校PTAと教育振興会の活動の骨格が決定されたわけですが、会員皆さま方には前年度に倍してのご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。 総会終了後には、本年3月卒業の生徒・ご家庭から提供された制服のリユースを図るため、頒布会が開催されました。思いのほかのご購入があり、担当者からは感謝しきりの声が大きく上がっておりました。卒業生の皆さん、リユースに向けての思い出の制服のご提供、本当にありがとうございました。 また、夕刻には、会場を中京区のホテルに移して、PTA懇親会が会費制で開催されましたが、参加いただいた前年度役員の皆さま方を中心に懇談の輪が広がり、有意義で充実した時間が静かに、またにぎやかに流れていきました。 |
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