最新更新日:2024/09/19 | |
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インフルエンザに御注意下さい!
全国的にインフルエンザが流行しています。
1月10日までの1週間に全国およそ5,000の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は,前の週の2倍以上に増えて9,964人となりました。この結果,1医療機関当たりの患者数は2.02人と流行開始の目安とされる「1.00」を超え,1月15日(金)には,国立感染症研究所が「インフルエンザが全国的な流行期に入った」と発表しました。(インフルエンザの流行期入りの発表が年明けにずれ込んだのは9年前の平成18年から19年にかけてのシーズン以来とのことです。) すべての都道府県で前の週より報告数が増加しており,京都府下の報告総数も先週の87件から174件に倍増し,定点医療機関当たりの患者数が1.41と,京都府内においても流行シーズン入りした模様です。(なお,京都市内のみの平均は0.84と「1」を切っていますが,油断は禁物です。) 今シーズン,これまでに検出されたウイルスは,A香港型と7年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルス,それにB型がほぼ同じ割合です。主流となるウイルスがまだはっきりせず,流行のピークも遅くにずれ込む可能性があります。 今後も感染の拡大が予想されるため,できる限りの防御策を講じていただきますよう,お願いします。 [インフルエンザの主な予防対策] ○外出後等にせっけんでの手洗いを励行する。 ○人混みや繁華街への外出を控え,やむを得ず外出する際にはマスク [使い捨ての不織布(サージカル)マスク]を着用する。 ○せきエチケットを徹底する。(咳がある場合は,マスク等をして周囲 の方にうつさないようにして下さい。) ○十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がける。 ○適度な湿度を保持する。(加湿器やぬれタオルを部屋に干す等の対処 を。) ○<特に学校の教室では>各授業の合間の休憩時間に窓を開け,十分に 換気する。 ○予防接種を受ける。 ※熱っぽいなと思ったら無理に登校せず,医師の診断を受けるようにして下さい。 インフルエンザの診断が出ましたら,すぐに学校に御連絡下さいますようお願いします。 インフルエンザによる欠席は,「欠席報告書」の提出により手続きが開始され,完了すれば感染症による『出席停止』の扱いとなります。基本的に7日以内に手続きをされない場合は通常の欠席扱いとなります。インフルエンザ用の「欠席報告書」様式は,本ホームページ右側の「配付文書」カテゴリの「保健室より」にございますので,御利用下さい。 また,「感染性胃腸炎」の報告も京都府内で続いています。特に京都市左京区では引き続き警報レベルを超えているとのことです。新型の流行が懸念されるノロウイルスなどを念頭におき,こちらについても,手洗いの徹底,嘔吐物の適切な処理に注意して下さい。 まだまだ寒い日が続きます。御家庭におきましても,十分御注意下さいますよう,よろしくお願いいたします。 [画像]「感染性胃腸炎」の京都府内発生状況 (「京都府感染症情報センター」ホームページから転載) |
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