京都市立学校・幼稚園
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教室でごみ分別徹底の「試行」を行います!

 9月16日(水)昼休み,5階物理室にて,2Rプロジェクトの生徒たちと美化保健委員の一部との合同会議を行い,17日(木)から実施する一部クラスでの「ごみ分別試行」について話し合いました。

 京都市では,ピーク時(平成12年度)からの“ごみ半減“に向けて,「京都市廃棄物の減量及び適正処理等に関する条例」(愛称:しまつのこころ条例)を,2R(ごみになるものを作らない・買わないといった「リデュース[発生抑制]」,再使用する「リユース[再使用]」)と分別・リサイクル[再生利用]の促進の2つを柱とした,全国をリードする条例へと改正し,10月1日から施行されます。
 今回の条例改正に伴い,家庭ごみや事業ごみ(一般廃棄物)の分別が「協力」から「義務」に引き上げられ,学校においても,今後,徹底したごみの分別に取り組む必要があります。(学校から出される一般廃棄物の中には,約40%程度の「資源化可能な紙ごみ」が含まれていると言われています。)

 そこで,西京高校では,今年の3月から生徒有志による「2Rプロジェクト研究チーム」(2年生12名)を立ち上げ,京都大学環境科学センター助教の浅利美鈴先生御指導のもと,生徒の意識調査(高校2年生対象)や教室ごみの開封調査(中・高各学年1クラスずつを抽出),紙ごみや古紙の実態調査等を行いながら研究を進め,6月には京都大学で中間発表(“エコ〜るど京大”の一環である「くすちゃんフェスタ」にて)を行いました。また,来月からの条例施行をにらみ,職員室では9月初めからごみの分別徹底を始めております。

 生徒たちの教室もごみの分別徹底・ごみ減量を図っていくわけですが,10月初めは前期期末考査中に当たるため,分別の一斉開始は,後期始業日(10月15日・奇しくも本校の創立記念日です)からと考えております。(ちなみに,教室のごみ箱は,これまで「ペットボトル」と「それ以外の燃やすごみ」の2区分でしたが,これを「ペットボトル」「プラスチックごみ」「雑がみ」「古紙」「燃やすごみ」の5区分に改めます。なお,ビン・カンはこれまでから持ち込み禁止です。)
 それに向けて,9月17日から,2クラスほどを抽出して,ごみの分別を実施しながら,ごみ箱の大きさや置き場所,ごみ袋の交換頻度などを工夫してみよう,という「試行」を行うことになりました。
 対象は2年生の1・2組です。どのような結果が得られるか,2Rプロジェクトのメンバーがこれまで研究したことを生かしながら,美化保健委員会や生活指導部保健担当など関係機関とも連携を図りつつ,ごみ減量の取組を推進していければと思います。

[写真]
  左:会議の様子
  右:教室に設置した分別用ごみ箱

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