最新更新日:2024/09/19 | |
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1年学習合宿・現地からのレポート(その5)
学習合宿3日目(最終日),4月17日(金)のレポートです。
2泊3日の1年生学習合宿も,いよいよ最終日を迎えました。 本日も午前6時30分から各講座の教室を自習室として開放したところ,多くの生徒が三々五々集まり,静かに学習をする姿が印象的でした。 朝食の後,前日までの授業で学んだことの成果を試す確認テストを午前中に行いました。 西京高校に入学してから初めてのテストということで,緊張感がみなぎっていました。この合宿で学んだ高校における授業中心の学習方法を今後実践し,自分に合った学習スタイルをそれぞれが確立していくことになります。 テスト終了後生徒たちは発表会場に移動し,昨日のグループワークでまとめた各グループの提案内容をポスターセッションの形式で披露し意見交換を行なう「グループワーク発表会」を行いました。各グループ(おおむね5人)のメンバーが,5回の発表機会の中で必ず全員が一度は発表することになります。また,聞き手はしっかりと傾聴し,積極的に質問することが求められます。発表内容は「海外フィールドワークの行き先を公平に決定するためにはどのようにするべきか」「ステレオタイプに陥らないためにはどうすればよいか」の2つで,各テーマ28グループずつ計56本のポスターが出来上がりました。280名あまりが一堂に会し,それぞれのポスターには1名の発表者に対して5名の聴衆という意見交換しやすい人数構成で,緊張しながらまた楽しみながら,熱気あふれる中で発表会は進行していきました。終了後は,各グループのメンバーがひざを突き合せて発表の反省点や改善すべき点等の振り返りと他のグループの発表内容に関する情報交換を行い,自分たちの発表内容の見直しや追加・修正を行いました。 最後に,岩佐先生から各テーマの意図の説明と発表会の講評がありました。 “海外フィールドワークの行き先決定方法“については,12期生のデータを提示しつつ,それをどのように活用するか,論理を尊重しつつどのように相手に伝えるかが大切である,といった説明があり,教員をも巻き込んで非常に活発な議論が行われていたグループに対して高く評価されていました。 “ステレオタイプに陥らないためには”については,答えのない問いに対してどのように向き合うか,というお話をされたうえで,まず具体例をたくさん提示することが重要であり,多くのグループがそれを実行できていた。さらにその中でもより具体性を持った発表をしたグループがあった,とお話しされていました。 昼食後の閉校式では,学習合宿の「まとめ」として,田頭教頭先生と岩佐先生からお話がありました。田頭教頭先生からは,「学習合宿を経て君たちは目覚ましく成長した。まさしく西京生となった諸君のこれからの活躍に期待している」という旨のお話しをされました。岩佐先生からは,ねぎらいの言葉とともに,海外フィールドワークの準備に向けたスタッフ(フィールドワーク委員)の募集案内がありました。 あっという間の3日間でしたが,生徒一人ひとりが濃密で充実したプログラムを全力でやりきった達成感にあふれていました。特に「リーダーズ」として準備段階から活躍してくれた生徒スタッフの頑張りに感謝したいと思います。天候にも恵まれ,高校生活のスタートを幸先よく切ることができました。 ガンバレ 13期生! |
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