京都市立学校・幼稚園
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「京都大学ウィンターミーティング」に参加しました!

 12月20日(土)午後1時から4時20分まで,京都府・京都市両教育委員会と京都大学との連携事業「京都大学ウィンターミーティング 〜グローバル時代の学び探究〜」が開催されました。これは,京都大学との連携指定校に在籍する生徒を対象に,グローバル化する社会に貢献しうる能力・態度の育成,探究的学習のさらなる充実,京都大学の研究・学問・学校生活の理解と深化と進学意識の向上を目的として企画されたものです。本校からは1・2年生希望者20名が参加しました。

 百周年記念ホールで行われました全体会の前半では,福知山・洛北・西京3校の生徒が発表を行いました。本校からは,2年生の鎌田麻衣子さん・矢部瑞季さん・矢澤西夏さんの3名が,“LEARNING IS a GIFT”という演題で,今年の夏に行った「トップリーダー研修」(2年生希望者対象・8月3日から11日までの日程でUCバークレーの学生寮に泊まり込みで行ったもの)を中心にして,西京高校での取組内容の報告を行いました。現地でのアクティビティの中で,特にスタンフォード大学の若き日本人研究者やUCバークレーでインタビューした老人(生徒たちは教授だと思ったが実は学生さんでした!)から感銘を受けたこと,そして事前研修で学んだ「アクティブリスニングの大切さ」等を話してくれました。そして,研修参加者それぞれが研修を通して得た「種」を育んでいる様子も紹介し,最後に,Milton Berle(アメリカのコメディアン・俳優)の“If opportunity doesn’t knock, build a door.” (もしチャンスがドアを叩いてやって来ないなら,ドアをつくりなさい)という言葉で12分間の発表を締めくくりました。自分なりの言葉で,思いを込めながら語れた,素晴らしい発表だったと思います。
 全体会の後半は京都大学の楠見孝教授による御講演です。演題は「グローバル社会を生きるための批判的思考力―探究学習から研究,社会的問題解決へ―」。グローバルリーダーとして活躍するための21世紀型スキル(批判的思考・創造力・コミュニケーション・協働)を示しながら,批判的思考,とくに物事を多面的に考えることがグローバル社会を生きるために重要であること,また,「論理的に考える方法」や「立ち止まって考える態度」を身に付けて「批判的に考える高校生」になるための注意点等についてもお話し下さいました。フロアーの生徒たちに意見を聞いたり互いに話し合わせたりして興味・関心をひき出しながら,わかりやすく具体的に説き進めていただきました。

 全体会の後の分科会は,京大生による学部・学問分野等の紹介と大学生と高校生の交流の時間で,10学部11学科に分かれて,それぞれ別の会場で行われました。
 教育学部の会場では,本校教員(京都大学卒業生)がファシリテーターを務め,現役の3回生と分科会を進めました。京大生からは研究内容や大学生活についての詳しい説明をうけて,その後は西京生をはじめとした高校生が卒業後の進路や研究内容についてより深く質問をしていました。大学生活について「何でもおもしろいなという気持ちで取り組むことが大事だ」や,受験勉強について「自分で満足いくぐらいのがんばりでは足りない」という京大生のことばに,高校生たちは大きくうなずいていました。

 貴重な機会を下さいました関係の皆様,有り難うございました。今日学んだことを糧に,参加生徒それぞれがじっくりと考えを深めていってほしいと思います。

[写真]
1段目左 全体会での司会生徒
   右 本校生発表1
2段目左 本校生発表2
   右 楠見教授講演で生徒たちが○×のサインをしているところ
3段目左 全体会終わりの挨拶(本校村上校長)
   右 分科会の様子(農学部会場)
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全日制
1/5 代休(1/17中学選考日)
1/6 3年センター直前補習
1/7 3年センター直前補習
1年2年確認テスト(全員登校)
1/8 授業開始
1/10 1年2年進研記述模試
京都市立西京高等学校
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