最新更新日:2024/09/19 | |
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3年生進路保護者説明会を行いました!
10月18日(土),3年生(10期生)の保護者の皆様を対象に,第2回進路保護者説明会を7階大講義室にて行いました。従来3年生の秋には説明会を設けておりませんでしたが,数学と理科における「新課程」入試初年度にあたる本年,エンタープライジング科初の試みとして,この説明会を設定させていただきました。
まず,村上校長は,冒頭の御挨拶の中で,なるべく多くの生徒さんに第一志望に合格してもらいたいという本校の思いと,保護者も最後まで気持ちを強く持ち続けることの重要性についてお話しさせていただきました。これは,一人一人の生徒たちが進学後に「やる気」のおきる大学に行き,充実した学生生活を送って社会で活躍できることが大切であると常々考えているので,学校としては本人の今後のモチベーションアップにつながる選択であるかというところを重視して進路指導に当たりたいということが一つです。また,二次試験(前期)の結果が出て,もしもダメだったときに,すぐに後期に気持ちを切り替えられるかどうか,本人のメンタリティが大きくものをいいます。仮に(後期で出願した大学に)合格してもそこには行かないことになるかもしれないけれど,自分のこれまでの取組をしっかりと締めくくろう・自分のためにもうひと頑張りしようという気持ちを強く持って取り組めるかどうかが大きな分かれ目になります。保護者の皆様には,「もうこれでいいよ」ではなく,粘る・諦めない気持ちをお子様とともに持っていただき,御支援していただければと思っているというのが二点目です。これらのことを基盤に,御家庭と学校とでしっかりとタッグを組んでこれからいよいよ「シーズン」を迎える10期生諸君を支えていきたいと思います。 次に,駿台予備学校京都校副校舎長の北西学氏から,昨今の大学入試の動向について概説していただきました。「3箇月後の今日は1月18日。センター試験2日目で,今頃数学を解いているころ」「理系は2日目の朝,時間に余裕がある。いかに過ごすかが重要」といったことや,「安易な妥協・安全策を取ることで不本意入学→再受験となり,逆に遠回りすることもある」「必要以上に既卒生を恐れることはない」「『入れる大学』ではなく『入りたい大学』を。第一志望には必ず出願」「大学入試は長期戦。体力・精神力は必須。保護者も忍耐力を!」等,資料を用いて丁寧にお話し下さいました。そして,平成27年度入試が強気の出願を貫くチャンスの年であることも,さまざまなデータをもとに強調して下さっていました。 続いて,進路指導部の久保から,志望校出願に関する手続き面でのスケジュールと,過去の西京生のデータをもとに,現役生は直前まで学力が伸び続ける点,全生徒が専門学科生の本校ならではの,全員一丸となった学習環境の利点について紹介させていただきました。「現役生はこれからが本番」「明日受験するわけではない!を腹に据えて,判定よりも中身をしっかりと確認して次につなげることが大切」「チャレンジする気持ちを忘れず,本当に行きたい大学に向かってやり切る」等といったポイントを御説明し,最後に西京の伝統である『オセロ現象』(本気モードになっていく生徒たちがどんどん増えていく様子をたとえたもの)で御説明を締めくくりました。 最後に,3年学年主任の景山から,「10期生の現状&卒業まで」と題して,模試結果に見る10期生の学力特性の御報告と,これから直前期にかけての本校の進路指導方針,旧課程入試からの変更点等についての御説明をさせていただきました。ここでもやはり,「前期試験が終わってすぐに切り替えて後期の準備ができる,というメンタル面の強さ」「今やるべきことをやり切る姿勢の大切さ」が強調されていました。 公私ともにお忙しい中たくさんの方に御来校賜り,まことにありがとうございました。残された時間はあとわずかですが,10期生の支えとなれるよう,3年担任団,進路指導部,教科担当者が一丸となって質の高い進路指導を推進していく所存ですので,御家庭におかれましても,今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 [写真] 上段 左:校長挨拶 右:会場の様子 中段 左:駿台北西氏説明 右:進路指導部説明 下段 左右とも:学年主任説明 |
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