京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/28
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トップリーダー研修 その5

 本校主催のトップリーダー研修,第4日目の様子です。

第4日目
8月6日(水)
 本日のモーニングセッションは,「日米の価値観の違い」について話し合うことから始まりました。昨日まではUCバークレーの学生が各グループで務めていたデイスカッションリーダーに西京生が初めて挑戦しながら,意見を交流しました。日を追うごとに与えられる課題や英語のレベルが少しずつ上がっていますが,授業での発話回数はどんどん増えています。
 日本では礼儀正しさ,伝統,平等性,時間を守ること,目に見える結果を尊重するという意見が多数出ました。一方,米国では集団ではなく個人がどのような意見を持っているのか,積極性,コミュニケーション力を重視するという意見があり,日本での滞在経験も豊富な講師の方から様々な具体例を聞きながら,理解を深めました。
 その後は,「ネガティブな感情を与える状況やその状況を打開するにはどうすれば良いか」について,できるだけ具体例を挙げながら話し合いを進めました。最後に講師から,自分自身をよく知り,失敗を繰り返しながらも少しでも向上をしていくことに意味があり,結果がでるまでに時間はかかるかもしれないが,決してあきらめない態度で努力し続けることが大切である,と激励を込めた言葉をいただきました。

 午後からは,UCバークレーとはライバル関係にある全米屈指の私立大学「スタンフォード大学」を訪問しました。到着してすぐに3つのグループに分かれ,スタンフォードの学生とキャンパスツアーに出かけました。生徒たちは世界で2番目に広く美しいキャンパスを目の当たりにして,圧倒されていました。
 その後,スタンフォード大学大学院電子工学科で研究をされている石綿さんに講演をしていただきました。石綿さんはアメリカの高校を卒業され,早稲田大学で学ばれた後,スタンフォードに来られました。講演では,スタンフォードでの生活や研究内容(ダイアモンドの合成法)等について貴重なお話を伺うことができました。質疑応答では企業の支援や奨学金等多くの質問が出て,予定の時間を超えても丁寧に答えていただきました。
 石綿さんからは,「自分を大切に,自分の心をよく聞いて」「あなたがやらなくて誰がやるのか」とメッセージをいただきました。また,価値観が変わっていく時代,前例がないからやらないというのではなく,「チャレンジすることが大事だ」という思いも伝わりました。講演後,生徒から「西京のいうグローバルリーダーって,こういうことだったのかとわかった気がする」といった声も聞こえました。

 イブニングセッションの前半は,昨日に引き続き,訪問したい国について理由も含めてグループで発表する,という内容で取り組みました。後半は,各グループに与えられた名言(チャーチルやソクラテス等の言葉)に対して具体的にどのように考えるのか,自分たちの立場に置き換えながら意見交換を行い,それぞれの考えを発表しました。質疑応答では,講師に指名される前に質問をしたり,その意見に対して賛成か反対のコメントを述べたりするなど,非常に積極的に参加していました。時にはコメントした内容に講師が更に質問を投げかけることもありましたが,全員でテーマについて考えるという姿勢が始終見受けられ,短期間での成長を感じました。

 4日目も,全員元気でプログラムを終えることができました。

[写真]
1枚目 左上 モーニングセッション
     右上 今日でお別れとなるリーダーとの記念写真
     左下 スタンフォード大学キャンパスツアー
     右下 石綿さんの講演
2枚目 スタンフォード大学での集合写真
3枚目 イブニングセッション
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全日制
8/17 3年京大実践模試(選択必須・外)
8/21 1年全統模試 2年学研ハイレベル 3年全統記述(選択必須・校内)
8/22 全員登校テスト日
中高合同研修会(午後)
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