最新更新日:2024/06/21 | |
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海外の大学生と意見交流会を行いました! (その2)
最後に再び大講義室に戻って全体で集合し,それぞれのグループで話し合ったことを全体で分かち合いました。報告は本校生徒が英語で行い,プログラム参加の大学生が補助するという形で行われました。(このあたりからも,短時間でそのようなチームワークが生まれる良い交流だったことがうかがえます。)あるグループから出た意見で,「リーダーに求められる素質とは」の部分で「ほかの人のために動くことができることだ」というものがありましたが,本校生徒は「こういった精神は世界共通なのだ」ということを改めて実感したようです。
全体会終了後に記念写真を撮影して解散しました。その後も,グループごとに写真を撮ったり連絡先を交換したりと,名残惜しそうにしている姿が印象的でした。お互いに有意義な時間が過ごせたと思います。あしなが育英会インターンシッフ゜関係者の皆様,有り難うございました。 (京都学プログラムについて) あしなが育英会では,昨年から,海外から優秀な学生を招いて日本の遺児学生と交流する「あしながインターンシップ・プログラム(研修)」を実施しておられます。これにより,遺児学生には世界トップ100大学の学生と切磋琢磨し成長する機会を,一方,トップ100大学の学生には遺児学生との交流によって弱い立場にある人々の気持ちを理解する機会を提供してこられました。これは,遺児を救うためには,遺児の教育および自助努力だけでなく,「心あるリーダー」を育成することによって,遺児を取り巻く社会を変えていかねばならないという信念に基づくものです。 さらに本年は,未来のリーダーとなる海外学生に「日本の心」を理解してもらうことによって「心あるリーダー」になる一助とするため,日本の心を学ぶ場所として京都を選ばれました。「あしながインターンシップ・プログラム」の一環として,インターン生に2週間ほど京都に滞在しながら歴史・文化・美術・茶道・武道等の様々な「京都学」を学ぶことによって「日本の心」を理解してもらおうというプロジェクトです。本プログラム(研修)を組むにあたっては京都大学・京都市・京都商工会議所など地元の多くの協力により,学術講義から座禅等の修行,茶道・着付等の文化体験までを網羅した他に類を見ない研修内容が整っています。本年7月と9月に2回に分けて行われるとのことで,今回は学部生でしたが,次回(本年9月)は大学院生のインターン生が来京されることになっています。 [写真] 上段6枚 まとめの報告の様子 中段 参加者集合写真 下段 終了後の歓談 |
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