最新更新日:2024/09/19 | |
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一般社団法人京一商西京同窓会様からの「奨学生採用決定通知書交付式」が行われました!
7月5日(土)午後1時30分から,本校4階会議室にて,一般社団法人京一商西京同窓会様の「奨学生採用決定通知書交付式」が開催されました。晴れの奨学生に採用された,京都市立高等学校9校の生徒22人が勢ぞろいし,同窓会副理事長の上林春松様から一人ひとりに通知書が交付され,西京生2人を含む代表生徒10人が,感謝と決意を力強く表明いたしました。
この奨学制度は,「一般社団法人京一商西京同窓会奨学金給与規程」に基づき,本校をはじめとする京都市立高等学校9校の生徒22人に年額120,000円が給付されるもので,「学業人物ともに優れ,学習に意欲ある者」がその対象となります。 会場には多数の保護者の方々も参列され,厳粛な中にも喜びに満ちた式となりました。 開会挨拶で上林副理事長は,「この奨学金は創立100周年の年に社団法人の公益事業の一つとして創設が提言され,同窓会として寄付を募り,昭和63年(1985年)から,当時の西京商業高の生徒のみを対象として事業が始まりました。そして,平成21年からは対象を京都市立高校全校に広げ,これまでの累計で250人以上の有為な高校生に授与されています。それぞれの目標に向かって,一層努力されることを期待しています。」とお話になりました。 奨学生選考委員会委員長で京都市立高等学校長会長の中村則和先生(銅駝美術工芸高校長)からは,まず奨学生に対して「皆さんの志望理由を見ていて,素晴らしいと思ったことが2つあります。1つは,それぞれがはっきりとした夢があるということです。奨学生としての誇りと自覚をもち,夢に向かって進んでほしいと思います。2つ目は,保護者に経済的な負担をかけたくない,という思いです。その気持ちを大切にして,成長してください。吉田松陰の辞世に『親思ふ心にまさる親心』(筆者注:この後に「けふのおとづれ何と聞くらん」とある,幕末の志士・吉田松陰が29歳で処刑される前に詠んだ歌。)という言葉がありますが,保護者や同窓会の皆様の本当の気持ちを理解できる人に成長して下さい。」と,激励の言葉をいただきました。次に,同窓会の皆様への謝辞として,「野村克也監督の言葉に『財を遺すは下,事業を遺すは中,人を遺すは上』というのがありますが,これはもともと明治の政治家後藤新平の言葉で,次のように続きます。『されど,財なくんば事業保ち難く,事業なくんば人育ち難し。』貴同窓会は,この言葉の真意を実現なさっているように思います。今後とも,次代を担う若者を育てるため,事業を継続して下さいますようお願い申し上げます。」と述べられました。 奨学生たちは,「就職を希望していますので,一つでも多くの資格を取得できるよう努力します。」「精進して,学んだことを京都の地に還元できるように努めます。」「勉学に励み,夢を実現できるように頑張ります。」など,感謝と決意を新たにしていました。 副理事長代行の深尾博様からの御挨拶をもって閉会となりました。奨学生の皆さんがこの御厚意を夢の実現に生かし,ますます活躍されることを祈念しております! |
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