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最新更新日:2024/06/18 |
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トップリーダー研修第4回オリエンテーションを行いました。
6月28日(土)9時から12時まで,535教室において,この夏実施の「エンタープライズトップリーダー研修」第4回オリエンテーションとして,2年生参加者に対する事前研修を実施しました。
今回も前回と同じネイティブの講師をお招きして,英語によるプレゼンテーションの指導をしていただきました。 前半は簡単なディベートから始まりました。テーマは,「好きな果物/スポーツ/季節」「上司が女性ならうれしいか」「もし自分が校長なら何を変えたいか」「もし仕事に就くなら何をしたいか」等です。テーマが難しくなるにつれて発話時間も長く設定され,会話を続けていく楽しさと難しさを同時に体験しました。講師の先生からは,日本と比較して,アメリカではより多くの分野で女性のリーダーがすでに活躍していることや,学生のほとんどが大学入学前に将来の仕事に対して具体的な夢を抱いているとの説明があり,「様々な国の状況を理解するためにも,英字新聞を読み,時事問題について知識を蓄えることが大切である」と説いておられました。 後半はスピーチの発表です。廊下で向かい合いながら音読練習を何度も繰り返した後,一人ずつ前に出て発表しました。テーマは,「尊敬するリーダーについて,そしてグローバルリーダーになるために必要なこととは」です。生徒たちは,「吉田松陰」「緒方貞子」「孫正義」「スティーブ・ジョブズ」「ビル・ゲイツ」「マララ・ユサフザイ」「マーガレット・サッチャー」等,国籍や年齢も様々な著名人を挙げ,課題で事前に読んだネルソン・マンデラ大統領の語録集の中からそれぞれが印象に残る言葉を引用しながら,リーダーに必要な資質について,「コミュニケーション力」「柔軟性」「他者の意見を受け入れること」「冷静さ」等が必要であると熱く語りました。スピーチ後に,講師の先生からその場で「どのようにして自分の弱点を克服するのか」「どのようにして人々と協力していくのか」「今までに乗り越えることができなかった課題は何か」等,発表内容に基づいた質問を個別にいただいていました。同じ質問はなく,時には予想外の質問に戸惑うこともありましたが,一方的に伝えるのではなく,聞き手の質問に答えながら自分の意見を多くの人と深く共有するのが本来の発表である,と実感できました。 今回も3時間みっちり英語のみでの講義でしたが,論理的な発表の仕方や,英語の質疑応答にも慣れることができました。 最後に,講師の先生が茶道の「一期一会」という言葉を引用され,「アメリカで出会う人々との貴重な時間を有意義に楽しむように」と生徒たちを励ましてくださいました。この言葉を忘れずに,トップリーダー研修1期生である第11期生15人が,アメリカで多くのことを吸収してくれるよう期待しています! ![]() |
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