最新更新日:2024/09/19 | |
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1年生海外フィールドワーク事前学習会
1月25日(土),土曜講座終了後の12時から,フィールドワーク事前学習会を参加コースに分かれて行いました。
これまでから折に触れて行っていますが,この日外部講師の先生方をお招きしたのは3つのコースでした。 [マレーシア・シンガポールコース] マレーシア政府観光局大阪支局のアブドゥル=ラーマン様に御講演いただきました。 マレーシアの文化や言葉,カンポンステイに当たっての留意点・マナー・禁止事項等について詳しくお話し下さり,特にカンポンステイ先では英語が通じない家庭もあるということで,マレー語の挨拶や簡単な日常会話を教えていただきました。また,マレーシアの食事マナーや一般的な家庭の室内の様子など,大変興味深い内容について,写真を交えて説明してくださいました。特に,箸やスプーンを使わずに手で食べる時の手の使い方の説明は,「とても分かりやすい」と好評でした。生徒からの質問にも丁寧に対応していただき,大変有意義な時間を過ごせました。 [タイコース] 天理大学国際学部言語教育研究センター教授,佐藤博史先生にご講演いただきました。 タイの国内事情を概観した後,タイの文化についてお話しいただきました。生徒たちは自分たちが実際に現地で行動するイメージがわいてきている様子であり,現地に行くのが待ち遠しくなるような内容のお話でした。また生徒たちからの質問にも丁寧にお答えくださり,中には現在の国内情勢の影響を考慮した訪問先の代案についても詳しく相談しているグループもあるなど,大変有難い貴重な機会となりました。 [ベトナムコース] 大阪大学大学院言語文化研究科准教授,清水政明先生にご講演いただきました。 この講演を開催するにあたり,ベトナムコースのフィールドワーク委員広報部である藤原毬菜さん,守山航平くんの2名が直接清水先生に依頼状を送るなど,生徒が主体となって講演の内容について相談し,準備を進めてきました。 今回は,漢字の文化を糸口に,言語文化から食文化に至るまで,ベトナムの文化と日本の文化の関わり,日越交流の起源やベトナム戦争への日本の関わりなど,歴史的背景を踏まえながら日越関係についてお話をいただきました。また最後には,簡単なベトナム語講座で挨拶の練習をするなど,非常に充実した時間となりました。 参加した生徒たちも準備した用紙いっぱいにメモをとるなど,熱心に聞き入る様子が印象的でした。ベトナムへの理解も深まり,より一層充実した内容のフィールドワークとなることを期待しています。 ご多忙の中ご講演くださいました,ラーマン様,佐藤先生,清水先生,誠に有難うございました。 [写真] 上:マレーシア・シンガポールコースの様子 中:タイコースの様子 下:ベトナムコースの様子 |
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