最新更新日:2024/09/19 | |
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2年生人権学習が実施されました!
「誰もが行きたい場所に安心して行ける社会に 〜盲導犬ユーザーに出会ったら〜」というテーマで,公益財団法人・関西盲導犬協会の久保ますみ様,盲導犬ユーザーの森本光子様にご講演をいただきました。(2月13日(木)に実施いたしました!)
久保様は,盲導犬について流布している知識について,しっかり自分自身の目で見,耳で聞いて認識してほしいと訴えられました。また視覚障がい者の多くは全盲ではなくロービジョンであり,見え方は各人によって異なることを説明されました。そして,視覚障がい者が安全に歩行するための手段として「手引き」「白杖」「盲導犬」の存在を挙げられ,盲導犬の仕事内容や訓練の様子について,映像をもとに説明してくださいました。 森本様は,盲導犬と一緒に歩いていても歩行に不安を感じる場面もあることを紹介されました。そして,一番頼りになるのは人であること,困っているときは声をかけてもらうことが最もありがたいことだと語ってくださいました。 その後,実際に生徒に「手引き」(誘導)の体験をさせてくださり,肘を触れるまで近づくべきこと,段差の前ではいったん止まることなど,身をもって教えてくださいました。 終わりに,久保様より,路上で盲導犬に遭遇した時,盲導犬がかわいいからと言って触ってはならないこと,なぜなら,誰しも自分の大切なものには触れられたくなく,そのことは視覚障がい者も同様であることに思いをいたしてほしいとのお話がありました。 盲導犬がいたとしても,一番頼りになるのは人であり,一言声をかけることが非常に安心感を与えることになるというお話に,生徒たちはしっかり聞き入っていました。 久保ますみ様,森本光子様,貴重なご講演をありがとうございました。 |
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