![]() |
最新更新日:2024/06/21 |
本日: 昨日:559 総数:2882671 |
3年生人権学習 「多様性について考えよう」〜LGBTの事例から〜![]() 講演会は,まず,セクシュアルマイノリティーは決して特別なことではなくて,疾患を抱えていることなどと同じで,多様性の1つであるというところからお話がスタートしました。そして,男女の性別を決めるには,性自認・身体的特徴・社会的役割・好きになる相手の性別の大きく4つからなるという話には生徒も驚いていました。 また講演のなかでは,LGBT以外にも様々なセクシュアルマイノリティーがあり,その4つだけではないということも紹介されていました。 最後にメッセージとして,内藤先生が投げかけられていたことは「いかに日本社会でカミングアウトをできる環境にしていくのか」ということでした。まだまだ日本では以前に比べて理解が進んだ部分もあるが,依然としてカミングアウトがしにくい社会があり,そこを変えていくのが内藤先生の願いでありました。生徒へのお願いとしては,他人の秘密を勝手に他の人に話してしまうアウティングをしないでほしいとのことでした。それによって,人間不信などに繋がってしまい,そのカミングアウトを行った人が大変傷つき,よりカミングアウトがしにくい環境になってしまうからです。 内藤先生の講演の後で,生徒が熱心に感想用紙を記入している姿が印象的でした。内藤先生には,お忙しい中ご来校いただきありがとうございました。この場をお借りしてお礼申し上げます。 ![]() |
|