最新更新日:2024/09/26 | |
本日:63
昨日:210 総数:622848 |
共感的人間関係
2泊3日の修学旅行、無事帰ってきました。君たちが、無事帰ってこれたことをとても嬉しく思います。今回の修学旅行は、君たちが1年生の時に、それぞれに希望する行き先をプレゼンテーションして、最後は投票により行き先を決めた修学旅行でした。先生は、君たちに自己決定をしてもらうことで自分達の行動に責任を持ってもらうことをねらいとしました。
ソーシャルボンドという言葉があります。日本語で言うところの「絆」と近い意味があります。人はどんなに健康でも「絆」に支えられていて、「絆」がなくなると心に不調をおぼえると言われます。そして、「絆」は目に見えるものではないので、失った時に「絆」の存在に初めて気づきます。 この修学旅行での君たちの行動を見ていると、君たちの個性の凹凸がうまくはまっているように感じました。だからこそ、行程通りにスムーズに進んだのだと思います。つまり、見えないはずの「絆」に支えられている学年なのだろうと思いました。このような絆を生み出したのは、君たちが「共感的人間関係」を大切にしているからだと思います。「共感的人間関係」とは、相手の立場に立って、物事を見て考えるということです。例えば、友達が、一人で抜け出せないほどの落とし穴に落ちたとしましょう。そのことを、他の人に伝えるとき、普通なら”友達が深い穴に落ちた”と表現しますが、「共感的人間関係」が基盤となっている関係ならば、”高い穴に落ちた”と表現します。つまり、穴に落ちた友達の立場に立って考えると”高い穴”となるわけです。 君たちは、この「共感的人間関係」を自然と大切にしていたのです。君たちは、必ず素晴らしい人間へと成長していきます。今回の修学旅行で得た経験を、卒業までの10ヶ月間で活かしてください。 保護者の皆様におかれましては、出発時から多くの方に見送りに来て頂き、誠にありがとうございました。お子様たちは、大淀中学校の誇りであり、淀の誇りでもあります。本当に素晴らしい生徒達です。今後も、大淀中学校教育へのご支援ご協力をお願いいたします。教職員一同、子ども達のために今後も精進してまいります。 校長 川上貴由 学校だより(5月号)
本日、お子様を通じて学校だよりを配布させて頂きます。
(5月号の記事) ■ 春季大会の結果 ■ トークイン大淀 ■ 全国学力・学習状況調査 ■ CSタイム ■ 章末テスト こちらをクリックしてもご覧になれます→5月号 学校だより(4月号)
26日(金)、お子様を通じて学校だよりを配布させて頂きました。
(4月号の記事) ■入学式 ■令和6年度 学校経営方針 ■子育てに関する相談窓口の案内 ■いじめ対策委員の紹介 ■体育館ありがとうセレモニー ■新入生を迎える会 ■就学援助 及び 総合育成支援教育就学奨励費制度 こちらをクリックしてご覧下さい→4月号 新年度の挨拶
桜の花が次々と開花し、急に春の訪れを感じる日々です。校長を務めさせていただき3年目となります川上でございます。本校は、昨年度より京都市教育委員会の指定をいただき「主体的・対話的で、協働的に学べる生徒をどのように育てるか」をテーマに研究をすすめています。具体的には、マルチレベルアプローチ(MLA)というプログラムを導入しており、SEL(社会性と情動の学習)の授業や、生徒の望ましい行動を促進させる”幸せの花束カード”、生徒会が行動目標を明確化する品格教育など、様々な取組を行っています。これらの取組による生徒の変容を、アセスという学校適応感尺度でデータ化することにより取組状況を検証しています。その成果として、新規の不登校数が激減している状況にあります。
今年度は、それらの取組をベースとして、協同学習という手法を取り入れた授業改革を行い学力向上につなげていきます。また、CStimeと名称しました選択制教育相談を始めます。 新たな教職員を迎え、昨年度以上の成果が期待されるスタートを切りました。今年度もご指導・ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。 |
|