最新更新日:2024/09/24 | |
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8月6日 被爆77年「広島原爆の日」
広島に原爆が投下されて今日で77年になります。広島市の平和公園で午前8時から行われた平和記念式典には、被爆者や遺族の代表をはじめ、岸田総理大臣、国連グテーレス事務総、99の国の代表が参列されました。
この平和記念式典で、広島市の小学生が『平和への誓い』を読み上げました。 「あなたにとって、大切な人は誰ですか。家族、友だち、先生。私たちには、大切な人がたくさんいます。大切な人と一緒に過ごす。笑い合う。そんな当たり前の日常はとても幸せです。 昭和20年(1945年)8月6日午前8時15分。道に転がる死体。死体で埋め尽くされた川。『水をくれ。』『水をください。』という声。大切な人を一瞬で亡くし、当たり前の日常や未来が突然奪われました。 あれから77年経ちました。今この瞬間も、日常を奪われている人たちが世界にはいます。戦争は、昔のことではないのです。 自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心をもち、相手を理解しようとすることです。本当の強さをもてば、戦争は起こらないはずです。 過去に起こったことを変えることはできません。しかし、未来は創ることができます。悲しみを受け止め、立ち上がった被爆者は、私たちのために、平和な広島を創ってくれました。 今度は私たちの番です。被爆者の声を聞き、思いを想像すること。その思いをたくさんの人に伝えること。そして、自分も周りの人も大切にし、互いに助け合うこと。 世界中の人の目に、平和な景色が映し出される未来を創るため、私たちは、行動していくことを誓います。」 「自分が優位に立ち、自分の考えを押し通すこと、それは、強さとは言えません。」 「本当の強さとは、違いを認め、相手を受け入れること、思いやりの心をもち、相手を理解しようとすることです。本当の強さをもてば、戦争は起こらないはずです。」 小学生が話してくれた『本当の強さ』。この強さで、自分も周りの人も大切にして、互いに助け合う未来を、みんなで創っていきましょう。 |
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