京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/06/11
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

7月18日 男子バスケットボール部夏季大会

 みなさん、こんにちは。
 今日は下京中学校で男子バスケットボール部の夏季大会が行われました。強豪校相手だけに、ピリピリとした緊張感の中、試合が始まりました。
 緊張のせいか、いつもなら思い切ってシュートにいける場面でも、パスの相手を探してしまいます。先行される苦しい展開を、ベンチも一体となって背中を押します。
 「思い切っていこう!」
 「中と外のバランスを大事に!」
 「ファイトー!」
 しかし、点差はじりじりと広がっていきます。
 「自信もって!」
 応援席からも
 「ガンバレ〜!」
 「しっかり〜!」

 そんな中、第3クォーターに入り、プレーにいつもの積極性が戻って来ます!
 「攻めが良くなってきたぞ!」
 タイムアウトでも、
 「徐々に合ってきている!自分たちでも実感があるはずだ。あとは、球際!最後突っ込みきれていないところを全力で突破しよう!」
とポイントを確認します。
 しかし、こちらに来始めた流れを、相手も必死で取り戻そうとします!
 ラスト4分、相手の攻めに苦しい展開!
 「そこ、思い切って!」
 「自分で行けばいい!」
 「消極的になるな!」
 「どう終わるかが大事や!」

 そして、試合終了。
 残念ながら逆転できませんでしたが、あきらめず最後まで走りきりました。

 試合後、顧問の先生に話を聞きました。
O「夏季大会に向けて、課題だったことに目を向けてチームで練習してきました。しかし、なかなかコートの中で自信を持ってプレーさせてあげることができませんでした。後半やっと自分たちの良さが出てきましたが、相手チームはやっぱり全てにおいて強かったです。
 最後のミーティングで3年生一人ひとりに話してもらったんですが、みんな自分の思いをしっかり話してくれました。人として成長できたことを熱い思いで話してくれて、“こんなことが話せるようになったんだ、本当に成長したなぁ”と感じました。試合には負けてしまいましたが、きっとこの先、バスケで学んだことが活きてくると信じています。」
!「そう言えば、試合終了の4分前、先生は『最後、どう終わるかが大事や!』と選手に声をかけておられましたが、そこにはどんな気持ちがあったんですか。」
O「チームがバラバラになったときもありましたが、その中でも自分たちを信じて一生懸命バスケを頑張ってきました。だから結果的に負けたとしても、その頑張りをコートで表現してほしい。そんな気持ちでした。ミーティングでも、チームに一体感がなかった時期のことを自分たちで振り返っていました。でも、一つになれて良かったと話してくれました。」
I「そんなときがあったんですか。それを乗り越えての今日の試合だったわけですね。よく頑張りましたね。保護者の方もたくさん見に来られていて、『やっと見に来れました。3年間で最初で最後になりましたが、来れて良かったです!』とおっしゃっていましたよ!」
O「そうでしたか。勝つ姿を見せられなくて申し訳ありませんでした。でも、あの一生懸命な姿を見てもらえて、“来て良かった!”と思っていただけたならうれしいです。」
とおっしゃっていました。

 最後まであきらめずにコートを走りきった姿。
 1本のシュートが決まった瞬間を、みんなで声をあげて喜びあえる姿。
 その姿を目の前で見ることができて、ホントに喜んでおられました。
 みんな親孝行しましたね!
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