京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/07/03
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学校教育目標:『自ら考え行動し、協働できる生徒の育成』〜つながりを意識した学校〜  目指す生徒像:「周りの意見に耳を傾け、自分の考えを適切に伝えられる生徒」

3月12日 東日本大震災から11年

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 みなさん、こんにちは。
 11年前の3月11日午後2時46分、東日本大震災が起きました。
 東日本各地での大きな揺れや、大津波、火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で18,425人の死者・行方不明者が出た大震災。津波は場所によっては波高10メートル以上の巨大な津波が発生し、東北地方と関東地方の太平洋沿岸部に壊滅的な被害を与えました。死者は1万5千人以上、行方不明者も2000人以上と言われています。

 仙台市中心部のアーケードでは、発生時刻に合わせて時報が流され、鐘が鳴らされました。青葉区百貨店の藤崎の本館前に設けられた祭壇の近くでは、買い物客らが足を止めて黙とうされたそうです。その中の専門学校生の方は、
 「大人になるにつれ、大変な思いをされた人がたくさんいたことが分かるようになった。手を合わせたから何かになるわけじゃないけど、そうせずにいられなかった」
と話されました。

 また、高さ4メートルの津波に襲われた茨城県大洗町では防災訓練が行われました。
 この訓練は、茨城県沖が震源の震度6弱を観測する地震が起きたという想定で行われました。町役場では職員およそ70人が参加。地震の発生を知らせるサイレンが流れると、一斉に身を低くして机の下に隠れ、揺れから身を守りました。その後避難所になっている小学校で、マンホールに設置する仮設トイレの取り付け方などを確認したそうです。

 本校では、京都市のシェイクアウト訓練に参加しました。昨年度の黙とうに続き、頭や体を守る避難行動を行いました。教室にいた人は机の下に、体育館にいた3年生は頭を守る行動をするなど、真剣に行動した後、震災で犠牲になられた方,そして今復興に向けて懸命に頑張っておられる方々に想いを馳せ,震災の教訓を忘れずにみんなで過ごしていく決意を、みんなで確認しました。
 安全主任のF先生は、この訓練を終えてこんな話をされていました。
 「訓練や安全学活、しっかり取り組んでくれました。みなさん、ありがとう。この取組を通して、次のようなことを感じました。生徒は東日本大震災の記憶はなく、また大きな震災を実際に目にしたり、直面したことがありません。ですから、震災に対する意識を薄れていかないように、定期的に学んだり知ったりすることが大切です。避難訓練などの行動とともに、学ぶ機会も大切にしたいと思います。」

 行動で示すことはもちろん大切なことです。しかし、この日を忘れないということも、被災地から離れた京都にいてもできることだと思います。
 真剣に考え、行動してくれたみんな、ありがとう!
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