最新更新日:2024/05/27 | |
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3月6日 太秦中学校2年生のみなさんへ
みなさん、こんにちは。
1月22日の午後、2年生は講師の先生を招いて「多文化社会の発信者になるために」というテーマで講演会を聞きました。そこで、みんなが書いた感想を、担当のY先生が講師の先生に送ってくれました。すると、ナント!返事が届きました。 今日は、その手紙を紹介します。 太秦中学校2年生のみなさん、お元気でしょうか。 1月に体育館でみなさんの前でお話をしてから、もう1か月以上経ちます。みなさんのお手紙も無事受け取りました。そして、みなさんが私の講演を聞いて、考えたこと、感じたことを知ることができました。 私がまず嬉しかったのは、みなさんが ★また来てください。 ★これからもがんばってください。 ★ためになる授業でした。 などと私のことを温かく迎え、応援してくれていることが伝わってきたことです。 それから、異なる文化背景をもつ人々に対して ◆もっとお互いを知り尊重し合いたい。 ◆つながりを大切にしたい。 ◆ちがう意見を聞き合うことも大切。 など、新たな気づきや思いを綴ってくれたことにもとても励まされました。私が講演をいろんな方々にすることは、結果として自分が勇気づけられることの連続なんだと実感できました。ありがとうございました。 世界には解決が難しい問題がたくさんあります。あきらめずに考え続け、地域や世代を超えて対話を粘り強く続けていきましょう。そんな力を中学校でぜひ鍛えてほしいと思います。次回会える時までどうぞ元気でいてください。みなさんの今後の成長に期待しています。 「人とつながる」ためには、お互いの意見をきちんと聞くことから始まります。そして、聞いてもらうには自分の考えをまとめ、伝える力が必要です。 『勇気づけられた』と書かれたこの手紙を読ませてもらって、太中のみんなは ●自分の意見を、相手に伝わるように発信する力 ●自分と異なる意見を受け入れる力 を身につけることができているんだなぁ、と実感しました。 今つながっている人、そして、これからつながっていく様々な人と、太く豊かにつながれる力を、これからもたくさん身につけていきましょう。 |
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