最新更新日:2024/09/26 | |
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2月2日 1年生「ガイドランナーを体験しよう」
みなさん、こんばんは。
1年生は、今日と明日でガイドランナーを体験します。 ガイドランナーとは、視覚障がいのある選手をゴールまで誘導するランナーのこと。 手をつないだり、50cm以内の紐を使って走路を指示したり、声をかけて誘導します。 まず朝学活で、パラリンピックの映像を視聴し、事前の学習をしました。 その後、体育館でI先生の指導を受けて、ガイドランナーについて体験しながら学んでいきました。 最初にやるのは、歩く練習です。 アイマスクをした人を、ロープを使って誘導し、コーンを回って折り返します。逆にアイマスクをして誘導してもらう立場も経験します。 「アイマスクをすると、思ったより怖い!」 と実感することで、手引きするときにどんなことに配慮したかを話し合います。 「声をかけるようにした」 「不安だと思うので少しでも楽になるように」 「安心できるように」 「足をそろえるようにした」 「2人3脚のようにすると良いと思った」 手引きする立場、してもらう立場、両方を体験することで、短い時間でしたが、様々な気づきがありました。 そして、走ってみます! その前に、どうすればうまく、安全に走ることができるか? 知恵を出し合います。 「どっちの足から出す?」 「右から!」 「え?でも、ロープを持っている手のことを考えてごらん。」 「片方の人が右手なら、もう一方の人は左手で持っているよ。」 「手が逆だから、同じ足を出すと走りにくいってこと?」 「そうか。足も逆にすればいいのか!」 そんな念入りな相談をした上で、みんなで走ってみました。 スムーズに走れたペアもあれば、恐る恐るのペアもありました。 今回の学習の目的は速く走ることではなく、目の不自由な人の気持ちが少しでも理解できて、共生について考えることですから、スムーズに走れてもいいし、恐る恐る走ってもOKです。 最後に、『街で目の不自由な人を見かけたらどうするか』をみんなで考えました。 ポイントは7つ。 ★状況を確認する ★危険や困ったことはないか判断する ★声かけするときに、軽く肩などに触れる ★相手が頼みやすいような声かけをする ★相手に自分の肩やひじを持ってもらう ★危険に留意して歩く ★周りの状況を伝えながら歩く 「目が見えない」ことを経験したみんなだから、その人の気持ちになって考えると『どうしてほしいか?』がわかりますね。 今日の学習を元に、障がいのある人もない人も、誰もが過ごしやすい、みんなにやさしい太中を創っていきましょう! |
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