最新更新日:2024/09/20 | |
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★忘れられないクリスマスの話★ 図書室より
インドの東、コルカタというところにあるマザーテレサの家を訪れたとき、一人のシスター(修道女)の方が、こんな話をしてくださいました。
『毎年クリスマスにはスラムの貧しい子どもたちのために、クリスマス用のケーキやフルーツを配ります。その時、彼らはいつもそんなにいいものを食べてないから、ほとんどの子はいっきにペロリと食べてしまいます。でも、その中でも、一口も口にせず、そのまま持って帰る子が毎年かならず何人かいるのです。彼らは、それをどうするかというと、お母さんや、弟や妹のために持って帰るのです。ほんのわずかなものを分けて、一緒に食べるのです。食べているケーキや、フルーツはわずかで決してそれだけでお腹は満たされないし、おいしいなぁと感じるのもほんの少しの時間だけど、そこにはもっともっと大切なものがあって、大きな喜びがある。』と。 今年も世界中の子どもたちのところに、サンタクロースがきますように。 |
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