最新更新日:2024/09/25 | |
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5月2日の給食・ごはん ・とりの天ぷら ・小松菜とゆばの煮びたし ・若竹汁 ・かしわ餅 今日は,京都市で平成27年から実施している和食推進の日『和(なごみ)献立』でした。月に一度,和食の良さを味わう日です。和食で大事にしている三つの事を季節に合わせた献立を通して紹介していきます。今回は,子どもの日の行事にちなんだ献立にしました。 『とりの天ぷら』は,五法(5つの調理法)の一つ「揚げる」調理法です。小麦アレルギーに配慮して,米粉と片栗粉で衣をつけてあげました。サクッとカリカリでどのクラスでも大人気でした。つくし学級の子どもたちからは「こんな給食作れるの給食調理員さん手すごい。」と言ってもらいました。 『小松菜とゆばの煮びたし』は,京都で昔から食べられてきた食材の「ゆば」をやさしいだし汁で小松菜といっしょに煮びたしにしました。 『若竹汁』は,「たけのこ」と「わかめ」が春が旬の食材です。「たけのこ」は10日で竹になることから成長が早く健やかにのびやかにまっすぐ成長してほしいと願って「子どもの日」に食べられます。だしは,「かつおぶし」を使ってうま味を大切に仕上げました。 『かしわ餅』は,柏の葉が新しい芽が出ないと落ちないことから,子どもの成長を願って子どもの日に食べる和菓子の一つです。 給食室では,伏見南浜小学校544人の子どもたちの健やかな心と身体の成長を願って心をこめて調理しました。そのかいがあって,残菜がほとんでありませんでした。以外だったのは,家では和菓子をほとんど食べないという子どもがいるということです。 視聴覚教材も使って和食について学習しました。なごみクイズにも挑戦を待ってます。 5月1日の給食・麦ごはん ・牛 乳 ・肉じゃが ・切干大根の煮つけ 今日の給食は,芋料理『肉じゃが』でした。じゃがいもが煮崩れないように調理の工夫をしてふっくらおいしい『肉じゃが』ができあがりました、 ・煮崩れをふせぐために,じゃがいもの大きさをそろえました。 ・重みで煮崩れないように,釜を2つに分けました。 ・油でコーティングするために,よく炒めました。 ・調味液は,少しかためで加え混ぜる時に煮崩れないようにしました。 ・味付けは控えめで,冷める時に味がよくなじみました。 ・余熱で煮崩れてしまわないように,火を止めるタイミングにも気をつけました。 (少し かためで,余熱で蒸らすように仕上げました。) 副菜の『切干大根のにつけ』も水で戻した切干大根をだし汁でじっくり煮て味付けをしました。油あげも切干大根もうま味をたっぷり吸いこんで,かんだ時に口いっぱいにおいしさが広がります。シャキシャキした食感もおいしさを引き立ててくれました。 今日は,給食カレンダーや電子紙芝居で低・中・高の量の違いを紹介しました。 体の大きさ 発達に合わせて,必用な量が決まっています。少しずつ 自分に合った量が食べられるように食べる力をつけていきましょう。 給食室 welcomeボードの模様替え
5月を迎え給食室のサービスホールの壁面も模様替え
給食調理員さんの手作りです。 今月も隠れミッキーがいるみたいですよ。 季節の食べ物も登場が楽しみですね。 4月27日の給食・胚芽米ごはん ・牛 乳 ・親子煮 ・ひじき豆 今日の給食は,ふわふわ卵の『親子煮』でした。 「ひじき」と「大豆」を使ったおばんざい『ひじき豆』が副菜でした。 1年生の教室をのぞいて見ると,「苦手かな?」と思っていた『ひじき豆』に,たくさんのおかわりの列ができていてびっくりしました。「お豆さん おはしでつまめるかな?」と言う声かけに 「出来る。」「ほらほら。」「見て見て。」と子ども達のやる気に圧倒されました。少し暑くなってきて食欲も心配されますが,しっかり食べて元気に学校生活を送ってほしいものです。 4月26日の給食・麦ごはん ・牛 乳 ・平天とこんにゃくの煮つけ ・もやしの煮びたし 今日の給食は,魚(たら)のすり身で作られた「平天」を使った『平天とこんにゃくの煮つけ』でした。うま味があり,もっちりした食感が大人気です。人気ぶりは,各クラス一人何個ずつ配るのかというこだわりが物語っています。 (給食室では,平天の個数を数えて配缶しているわけではありません。) 今日は,給食カレンダーや電子紙芝居「給食室からこんにちは」で,おはしの正しい使い方の紹介をしました。「やってみよう。」ということで,正しいおはしの持ち方で,平天持てるかな?こんにゃくつまめるかな?さんどまめはどうかな?と声をかけると 次々につまんで口に運ぶ様子は,真剣そのものでした。 大変上手にできていました。 おはしが正しく使えると 給食時間がとっても楽しくなりました。 副菜の『もやしの煮びたし』は,1年生の事を考えてもやしを丁寧に細かく切りました。シャキシャキ食感とだしのうま味を楽しみながら,しっかり食べられました。 「もやしのにびたしのシャキシャキのしょっかんがよくて,しるもおいしかったです。」というのは,4年1組の感想でした。 4月25日の給食・ごはん ・牛 乳 ・さばのたつたあげ ・だいこん葉のごま炒め ・みそ汁 今日の給食は,魚料理『さばのたつたあげ』でした。 先日の「なま節」は骨がありませんでしたが,今日は,はじめての骨付きの魚です。 子どもたちが少しでも食べやすいように,揚げ物で登場させました。 しょうが醤油で下味をつけて 米粉と片栗粉をまぶしてカリッとサクサクに油であげました。1年生のクラスでは,「カリカリしてる。」「サクッとして皮もおいしい。」と評判は上々。周りにの雰囲気につられて,苦手な魚にも挑戦する頑張り屋さんがたくさんいました。見てください。食缶は空っぽです。1年生とは思えない食欲で,給食室もうれしい気持ちでいっぱいです。 まだまだ 個人差はありますが,少しずつ苦手も克服していってくれることでしょう。 ご家庭でもほめて 応援してあげてください。 4月24日の給食・バターうずまきパン ・牛 乳 ・じゃがいものクリームシチュー ・ソテー 今日の給食は,手作りのルーで自慢の『じゃがいものクリームシチュー』にしました。 時間をかけてルーから手作りにすることで,なめらかでコクのあるおいしいクリームシチューになりました。じゃがいものホクホクとした食感も とってもおいしかったです。 京都市では,毎日の給食について,給食研究会が作っている「給食カレンダー」という食の教材が有ります。伏見南浜小学校では,その内容にリンクさせてプレン形式の視覚教材を作っています。『給食室からこんにちは』としてパソコンを使って各学級でみることができます。 給食についてのマナーや献立に関する知識・食べ物のはたらきなどを学ぶことができます。食べ物について知って実査に食べる給食は,まさに生きた教材と言えます。 健康な体作りについて少しずつ学び 豊かな心と豊富な知識を身につけてほしいと願っています。 子どもたちの大好きな『じゃがいものクリームシチュー』とスチコンで蒸した甘みたっぷりのキャベツとにんじんで作った『ソテー』で 給食時間をゆったりと過ごすことができました。 4月23日の給食・麦ごはん ・牛 乳 ・きつね丼(具) きざみのり ・金時豆の甘煮 ・すまし汁 今日の給食は,豆料理『金時豆の甘煮』でした。 スチームコンベクションオーブンを使って作りました。 京都市では,調理は当日に限っているので,「金時豆」も朝からビックリ炊きという調理の方法でやわらかく煮てから,調味液と合わせてハンドル付のホテルパン(食缶兼)に入れて スチームをかけながらやわらかく煮ていきます。煮崩れることなくふっくらプリンと張りのある『金時豆の甘煮』になりました。 子どもたちの反応は,さまざまですが,「苦手やけど食べる―。」と言ってくれた1年生のあるクラスでは,友だちに刺激をもらって,慎重に1個食べてみている姿がありました。食べてみると,思ったほど苦手な味ではなかった様子で「おいしい。」と はにかんだ笑顔が見られました。 気が付くと ほとんどの子どもが完食していました。これが学校給食の良いところですね。 「金時豆のあまにが,甘くておいしかったです。」という感想は5年生でした。 明日は,『じゃがいものクリームシチュー』で『バターうずまきパン』との組み合わせです。副菜の『ソテー』の「キャベツ」と「にんじん」は,スチコンで蒸してから仕上げます。 4月20日の給食・ごはん ・牛 乳 ・五目どうふ ・じゃがいものピリカラいため ・じゃこ 今日の給食は,大豆から作られる「とうふ」を使って『五目どうふ』でした。 大量調理のとうふ料理のポイントは,「とうふ」を加えてからすぐにかき混ぜないこと。熱を加えて「とうふ」がふっくらとかたまってきたら 釜の底をなでるようにゆっくりとオールを前後に動かします。煮崩れずにうまくできました。 「しいたけ」に苦戦する子どもが何人かいましたが,「小さいのなら食べられる。」と食べて見せてくれる1年生。しばらくジーと眺めて 意を決したように パクリとおもいきって口に運ぶ2年生。元気な体作りのために自ら頑張る姿がたくさんありました。 給食が始まって1週間とは思えないほど,どのクラスも落ち着いて給食時間を過ごすことができています。 「ごちそうさまでした。」の元気な笑顔と空っぽの食缶が給食室に返ってくると 洗浄作業が始まります。次の給食の準備の始まりです。 4月19日の給食・麦ごはん ・牛 乳 ・なま節と厚あげの煮つけ ・キャベツのかきたま汁 今日の給食は,1年生にとっては,はじめての魚料理『なま節と厚揚げの煮つけ』でした。家庭では,もしかしたらあまりなじみがないと思いがちですが,「かつお」です。「かつお節」ならなじみがあるはず。生のかつおを蒸していぶした「なま節」は,うま味がたっぷりです。今日は,その煮汁で「厚あげ・たけのこ・にんじん」をさらに煮含めました。生の魚が手に入りにくかった京都で昔から食べられてきた「おばんざい」の一つです。 給食室では,子どもの食べやすい大きさに「厚あげ・たけのこ・にんじん」を切り,しっかり煮含めるために切り方にも工夫しました。 1年生の教室訪問をしてみると,「骨がぜんぜんない。調理員さんが全部とってくれたのかなぁ?」と言ってくれていました。子どもの純粋な発想っておもしろいですね。 3年生の担任が「去年1年生は苦労しましたが,さすが3年にもなるとしっかり食べますね。」と感心していました。 地道な毎日の積み重ねが,子どもたちの食べる力を育てるのですね。 昨日までほんの少ししか牛乳が飲めなかった女の子が,今日は全部飲めましたとか,おうちの方が偏食をとても心配しておられたのに,おかわりまでしたとか,クラスの中でたのしい雰囲気で,共に食べることで,頑張る力,食べる意欲につながることが数多くあります。 食べることは生きる意欲につながります。苦手にも挑戦できるたくましい子どもになってくれることを心から願っています。 |
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