最新更新日:2024/09/19 | |
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能楽体験・鑑賞教室行われる
本日の午後から毎年恒例となっているお向かいの河村能舞台での能楽体験教室を行いました。
初めに衣装の着付けを3年生が体験しました。豪華な唐織りをひも一本で着つけることや、腰巻きのパターン、そして長絹を着けて天女になったりすることを知りました。美しい姿でした。 能の歩行である摺り足の体験では、1年から3年までが舞台に上がり、初めはロボットのようでしたが、何度かするうちに体重移動も、ある程度スムーズに出来るようになり、目線も高くなりました。2人は面を当てての体験もしてもらいました。汗びっしょりで降りて来ました。ずいぶん緊張したのですね。 謡「高砂」の練習は、だんだん声が大きくなり、最後、笛・小鼓・大鼓・太鼓が入ってのは、大変贅沢な体験でした。 楽器の説明のあと、体験では、2年生がチャレンジしました。難しい楽器も適切な手ほどきを受けて、いい音が少し出ました。大鼓を体験した生徒は、後までも指がひどく痛いようでした。 鑑賞「高砂」では、習ったばかりの「高砂や〜」から始まり、勇壮で若々しい神舞に、こちらまで、祝福されている心持ちになりました。豪華な衣装、やや憂いを帯びた面、そして袖を翻す風が伝わり、舞台と見所が一体となった空気が流れました。 学校のこんな近くにこのような場所があり、全校生徒が一同に会して、伝統文化を体験鑑賞できることは、烏丸中学ならではのことです。最後の生徒代表感想でも言っていましたが、この体験をこれからの人生の中で忘れないようにしてもらえればと思います。 3年茶道の作法を学ぶ
「古典の日」を契機とした伝統文化体験の充実をめざした京都市教育委員会の事業、各種の専門家派遣事業に申し込んだところ、この度NPO法人京都文化企画室の方から、茶道の指導に来て下さることになり、本日3年生が家庭科学習の一環として茶道教室を行いました。
これまでもこの3年間、PTA主催のミニ茶道教室をはじめ、何度か茶道に触れる機会がありました。今回は、11月の「おもてなし集会」を目標に、「茶の心」や作法、おもてなしの心を学ぶ機会として、みんな真剣に取り組んでいました。 ちゅうでん教育振興助成
本校が推進する伝統文化教育。
活動を維持・発展させていくためには様々な費用も必要です。この度、「ちゅうでん教育振興財団」が、全国から様々な優れた教育に対して、助成事業を行っておられることを知り、本校の伝統文化教育を申請したところ、少しではありますが、助成を受けることが決まりました。 18日には助成金贈呈式が行われ、校長・教頭で参列しました。 この助成金を使って、1年生が毎年、「おもてなし集会」でプレゼンしている、ポスターセッション用のパネルなどを整備したいと思っています。 おさだ塾 町かどの藝能公演中
烏丸中学校のすぐ東隣に、演劇塾長田学舎があり、毎年この時期には町かどの藝能が公演されます。
町かどの藝能とは、今から290年ほど前(享保10年)の京の都の芸商人(げいあきんど)の暮らしと芸能を演劇として再現展開したものです。玉すだれ・けん玉うり、あやつり人形などが演じられる他、芸商人のお唄を楽しめる広場・大福引きやぶん回しなどの運試しなど、町かどの藝能広場の木戸をくぐって一歩入れば、そこはもう江戸時代の京にタイムスリップ…(以上、長田学舎の挨拶文より抜粋) 本当に時間と空間をワープしたみたいな感覚にとらわれます。今日から三日間公演が行われます。烏丸中学校のすぐお隣にこんな素敵な場所があるなんて驚きです。 学校も公演を大切にする意味からも、今日はノーチャイムデーとし、チャイムを鳴らさず、自分で時計を見て行動する一日としました。 2年生和菓子づくり
本日の5,6時間目、伝統文化教育の一つとして、2年生が練りきりの餡を使っての和菓子作りに取り組みました。
今年も京都菓子工業組合青年部のみなさんに来て頂き、和菓子の歴史などを話して頂いた後、実際に和菓子作りに挑戦しました。 菓子・料理・漬け物・野菜…これらに「京」がつけられて呼ばれるのは京都だけだと言われ、改めてそうだなと感じ、京都の幅の広さ豊かさを誇りに思いました。 そして実際に、菊の花と紅葉を練り切りを使ってヘラで仕上げていく技を教えてもらい、全員が挑戦してみました。それぞれ上手に出来た人やら、何やら形がいびつな人もありましたが、いいお土産になったことでしょう。 次はおもてなし集会に向けて、創作オリジナル和菓子にチャレンジしていきます。 3年生和装着付け練習
伝統文化教育の一環としてずっと取り組みを続けている和装教育。
単に着るというのではなく、自分で着られる、将来、和装が生活の一部になる事を願って、3年生が家庭科の授業として取り組みました。 講師はいずれも保護者の方々。でもそれぞれ着物の先生として幅広く活躍されている方ばかりです。このような保護者が地域におられることこそ、烏丸の財産ですね。 授業では和装にも様々な正装から軽装までTPOに合わせた着物があることも紹介して頂きました。そして実際に、自分で着物を着たり片付けたり出来るように、それぞれが練習しました。 一ヶ月後のおもてなし集会では、もう一度3年生は和装で、来校されるみなさんをお迎えする予定です。 |
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