最新更新日:2024/06/03 | |
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3.学校経営の基本構想
(1) 学校はおもしろく楽しいところでなければならない。「おもしろおかしく」
「おもしろおかしく」学校生活を過ごすために、やりたいこと、やるべきこと、そしてやれることは何かを考え、実現することが重要である。そのために、学校が何をすべきかを考え生徒が主役になる学校であり続けなければならない。 (2)新学習指導要領の理念と徹底した「授業改善」(「教える授業」から「学ぶ授業」へ) 令和3(中学)4(高校)年度の新学習指導要領実施に向けて3年間の実施計画に基づき第三次西京改革に関する検討委員会において、今後身につけさせたい資質・能力の具体案を示した。 高等学校においては新学習指導要領に基づいた教育課程がスタートし2年が経過した。観点別評価が導入され今年度が完成年度となる中で、一層授業改善が求められている。生徒がいかに主体的に学ぶのかを念頭に授業を構成していく。 全ての教育活動の基本は「授業」であると全教職員が強く認識し、新学習指導要領の理念に基づきSIPをはじめとしたICTを積極的に活用し「自ら学ぶ力」の育成をめざし、徹底した「授業改善」を引き続き行う。 ※SIP…内閣府の「戦略的イノベーション創造的プログラム(SIP)」に基づく「エビデンスに基づくテーラーメイド教育の研究開発」 (3) 社会で活躍・貢献できるために必要な資質・能力の明確化と共通理解 本校の言う「社会人力」を身に付けるために実践する教育活動(3つのC:Communication(人と繋がる)Collaboration(社会と関わる)Challenge(果敢に知と向き合う))をベースに今後世界で活躍するための具体的な資質能力を明確にし「Global Leadership」を涵養させる。具体的な資質能力として Creativity(新時代の価値を創造・探究する姿勢) Responsibility(自己と集団の未来に対する責任を果たす姿勢) Diversity(多様化する社会の調和を希求する姿勢) とする。(この資質能力をCReDiクレディと呼ぶ) これらについての教職員間の共通理解を図り、それぞれの授業・取組においてCReDiを具体的に身に付けるべきかを明確にしながら全教職員が一体となって指導にあたる。 (4)中高一貫校としての特色を活かした指導 併設型中高一貫校としての特色を活かし、6年間を見据えた教育活動を積極的に推進するとともに、中高一貫教育推進会議が中心となって更なる授業改善及び本校の特色ある教育活動の中心であるEP-A・EP1・EP2や特別活動、道徳教育の検証及び改善を図る。 また、一人ひとりを観察し、生徒理解を深める。特に発達特性を抱えた生徒に対する配慮は総合育成支援委員会で確認しながら確実に進めていく。長欠生徒に対する対応については、担任、教科、学年、関係部署、管理職と連携を取り、適切な指導を継続するものとする。 (5)持続可能な西京であるための効率的・効果的で組織的な学校運営 教職員ができる限り生徒の教育に直接あたり、専門性を高めるための時間を確保するため、効果的・効率的で組織的な校務運営や教育のデジタル化を推進し、会議・連絡・事務処理等の時間短縮を図る。教職員のワーク・ライフ・バランスを考え、お互いの年齢・経験・諸条件を十分配慮した上での働き方が可能な職場づくりを教育委員会・PTAと協議しながらめざす。 今年度も昨年度に引き続き「CReDiの日」を設定する。これは月1回程度、午後からの授業をカットし、生徒が主体的に学ぶ機会を設定する。また同時に教員も自ら学べる時間としてこの時間の活用し、研修方法を考え実践する。 |
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