幼稚園日記

幼稚園での学びをご紹介します。(4歳児)

公開日
2021/05/27
更新日
2021/05/27

もえぎニュース

幼稚園では,遊びを通して教育を行っています。4歳児の海賊ごっこの様子から,その一端をお伝えしたいと思います。

海賊の帽子をかぶり,武器を持ち,中型積み木でつくった船に乗り込みました。船の行先は,宝島!宝を手に入れるために,島に上陸し,2階へ向かいました。すると,5歳児の保育室にはアクセサリー屋さんがあり,海賊たちは宝石やネックレスなどを手に入れました。4歳児の子どもたちは,宝箱に宝を大事に入れて,また明日も宝島へ行くことを相談しました。

4歳児は,「海賊ごっこ」の中でイメージをもって遊ぶ中で様々なことを楽しんで経験しています。

段ボール,厚紙,画用紙など少しずつ異なる紙を必要に応じて使用し,剣や鉄砲などをつくっていました。また,輪ゴムと画用紙を組み合わせて眼帯をつくったり,段ボールを巻いて双眼鏡をつくったりして,イメージしたものを形にしていました。材料や道具をどう使うか試行錯誤し思考して,細かく手指を動かしていました。

敵から玉が飛んでくるのをよけるためにしゃがんだり,宝島に行くために一列に並んだりしていました。体を動かす機会になっていました。

パソコンをつくるために,「先生,ここに『そ』って書いて」と声を掛けに来ました。文字に興味をもつきっかけになりました。

そして,先生や友達と一緒に出掛けたり,友達のために武器や眼帯をつくってあげることで,関係を築いていくきっかけとなりました。

このように,「海賊ごっこ」という一つの遊びですが,総合的で複合的な経験をしているのです。これらは決して分割できるものではなく,様々な要素が絡まりあって育っていくのです。

幼稚園では,遊びを通して教育を行っています。その大本となっているのは,子どもの“ねがい”です。“こうしたい!”という気持ちを実現しようと遊ぶことが,結果的に様々に発達していくことになるのです。