平成28年度研究紀要を掲載しました
- 公開日
- 2017/01/26
- 更新日
- 2017/01/26
学校より
本校は昭和61年4月,多くの保護者や教育関係者の熱い願いの中,京都市で6校目の養護学校として誕生し,平成16年からは総合制・地域制の学校として新たなスタートを切りました。
そして,今年度,創立30周年という大きな節目を迎えました。これまで常に時代のニーズを的確に受け止め具現化する学校づくりに努めてきました。地元,桂坂の地域の皆様をはじめ,医療・福祉・行政・労働等の関係諸機関の皆様,校区の小中学校の皆様から多大なご支援をいただき現在の姿があります。
先にも触れましたが平成16年の養護学校の新設・再編時には,障害のある人もない人も共に学び,共に暮らす共生社会の実現に向けて,3つの場を超えるという取組をはじめました。具体的には「障害種」「学校」「学校種」です。肢体不自由の子どもと知的障害の子どもが同じ教室で学ぶ学校であり,毎日のように地域に出かけ,学校でできることを地域でも発揮する授業を展開し,小中学校との交流及び共同学習を積極的に行い,特別支援学校のセンター機能として地域の小中学校の障害のある子どもの教育の支援を行う学校です。平成27年度に地域制の4校(北総合支援学校・東総合支援学校・西総合支援学校・呉竹総合支援学校)で再編後の10年間を振り返る総括を行いましたが,3つの場を超えるという観点での検証が不十分であったと考えています。今年度も研究テーマ等の大きな変更点はありませんが,上記の観点を常に意識しながら研究を進めてきました。来年度からはさらに明確に打ち出し研究を進める予定です。40年目,50年目という節目を今後も迎えますが,今回の30年目という節目をチャンスに学校が大きく飛躍するよう今後も取組を進めていきます。
これら本校の取組につきまして,ご一読いただき,忌憚のないご意見・ご感想,並びにご指導をいただければ幸いに存じます。
最後になりましたが,本年度の研究にあたり,ご指導ご助言いただきました京都市教育委員会指導部総合育成支援課 清水美穂子指導主事,立命館大学総合心理学部中鹿直樹准教授をはじめ,多くの諸先生方に深く感謝の意を表します。
京都市立西総合支援学校
校長 小 林 一 義
★平成28年度 研究紀要