平成26年度研究紀要を掲載させていただきました
- 公開日
- 2015/01/27
- 更新日
- 2015/01/27
お知らせ
平成16年4月の京都市立養護学校の再編から間もなく11年が経過しようとしています。本校におきましても,障害種別によらない教育課程を編成し,教育を進めてきました。また,地域の障害のある子どものセンターとして他校種との連携も深めてきました。この10年を振り返りますと,障害者権利条約の批准にともなうインクルーシブ教育システム構築という新たな教育課題の先駆けの取組でもあったように思います。これからも課題を明確にして,さらに取組を継続していく必要性を感じています。
また,平成17年に特別支援学校として全国で最初に学校運営協議会を立ち上げ,「双方向の援助 〜新たな地域の創造〜」というテーマを基に,地域との連携協働も進めてきました。子どもたちは地域に生きる一人の生活者です。地域の中で,自分の「できる」ことを活かし,生き生きと生活する姿を思い浮かべながら,学校の中で,地域の中で,教育活動をすすめてきました。着実に成果はあがっています。しかし課題も多くあります。その中でも早急に改善すべき点であると考えたのが「指導経過の貴重な情報の移行が不十分である」ということでした。そこで,この3年間の研究で,「今この瞬間の自立」・「継続的キャリアアップ」・「情報移行」=「伝える」をキーワードにして「情報バンク」の作成に取り組んできました。システム上の改善すべきことや,さらに検証が必要なこともありますが,一定の報告ができる段階となりました。また,「できる」ことの拡がりを図るツールとしての「できますシート」の成果も報告します。
これら本校の取組につきまして,ご一読いただき,忌憚のないご意見・ご感想,並びにご指導をいただければ幸いに存じます。
最後になりましたが,本年度の研究にあたり,ご指導ご助言いただきました京都市教育委員会指導部総合育成支援課 清水美穂子指導主事,立命館大学文学部 中鹿直樹准教授をはじめ,多くの諸先生方に深く感謝の意を表します。
京都市立西総合支援学校
校長 小 林 一 義
★平成26年度研究紀要(京都市立総合支援学校の取組紹介を巻末に掲載しています)
★平成26年度研究発表会二次案内