平成29年度研究報告集につきまして
- 公開日
- 2018/04/06
- 更新日
- 2018/11/12
研究・研修・実践報告など
本校は昭和61年4月,多くの保護者や教育関係者の熱い願いの中,京都市で6校目の養護学校として誕生しました。平成16年からは地域制・総合制の学校として新たなスタートを切り,間もなく14年が経過しようとしています。
平成16年の養護学校の新設・再編時には,障害のある人もない人も共に学び,共に暮らす共生社会の実現に向けて,「障害種」「学校」「学校種」の3つの場を超えるという取組をはじめました。肢体不自由の子どもと知的障害の子どもが同じ教室で学ぶ学校であり,毎日のように地域に出かけ,学校でできることを地域でも発揮する授業を展開し,小中学校との交流及び共同学習を積極的に行い,特別支援学校のセンター機能として地域の小中学校に在籍する障害のある子どもの支援を行う学校です。
また,地域の障害のある子どものセンターとして他校種との連携も深めてきました。平成17年には特別支援学校として全国で最初に学校運営協議会を立ち上げ,「双方向の援助 〜新たな地域の創造〜」というテーマを基に,地域との連携協働も進めてきました。子どもたちは地域に生きる一人の生活者です。地域の中で,自分の「できる」ことを活かし,生き生きと生活する姿を思い浮かべながら,学校の中で,地域の中で,教育活動をすすめてきました。
この14年を振り返りますと,障害者権利条約の批准にともなうインクルーシブ教育システム構築という新たな教育課題の先駆けの取組でもあったように思います。これからも課題を明確にして,さらに取組を継続していく必要性を感じています。これら本校の取組につきまして,ご一読いただき,忌憚のないご意見・ご感想,並びにご指導をいただければ幸いに存じます。
最後になりましたが,本年度の研究にあたり,ご指導ご助言いただきました京都市教育委員会指導部総合育成支援課 浅野理々指導主事をはじめ,多くの諸先生方に深く感謝の意を表します。
※平成29年度研究報告集