学校日記

ちょっといい話—135—

公開日
2013/07/29
更新日
2013/07/29

学校の様子

 夏休みに入って10日が過ぎました。この間は、部活動の夏季大会等で忙しかったかもしれません。残念ながら負けてしまった部活動は、新チームで活動していますが、卓球部の女子個人で3年生のHさんは、本日府下大会に出場するために宮津市へ向かいました。相撲部も近畿大会、全国大会で闘うために、百井の相撲場に合宿に向かいました。大舞台での活躍を目指し、しっかりと稽古に励んできててください。
 また吹奏楽部は、今週の木曜日に「京都府吹奏楽コンクール」があります。夏の暑い日も、1日中練習に励んでいます。練習の成果が十分に発揮できますようにと祈っております。
 さて、今日の「ちょっといい話」は、日常の何気ない場面でよくあるお話です。しかし、心の目をしっかりと凝らしていないと、見えるものも見えずに、その場を通り過ぎてしまうような出来ごとです。自分の足元をしっかりと見ることの大切さを教えてくれるお話です(「ちょっといい話」より)。
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            『気持ちの良い朝の出来事』

 通勤途中に赤信号で停車した時,補助具を使いながら横断歩道をゆっくりと歩くおじいさんがいました。一歩一歩が10数cmほどの歩幅で,必死に歩いているようでしたが,なかなか前に進みません。
 ようやく横断歩道の中央付近に来た時には,歩行者用の信号が点滅を始めていました。

 「信号が変わるまでに横断することは難しそうだな・・・。」

と気にしながら見ていると,このおじいさんに寄り添い守るように,同じペースで横断歩道を歩く男性が現れました。停まっている車に

 「もう少し待ってください。」

と頭を下げ,気を配りながら一緒に歩いていきました。

 実はこの男性は,その直前におじいさんと横断歩道ですれ違っていた男性でした。すれ違った後に,どうしても気になったのか,横断歩道の途中で振り返り,そして,引き返しておじいさんに寄り添ったのでした。おじいさんが渡り終える前に歩行者用の信号が赤になるのは確実でした。多くの車が列をつくって待っています。そんな中,おじいさんに寄り添わずにはいられなかったのでしょう。

 「信号が変わるまでに横断することは難しそうだな。大丈夫かな。」

という心配と同時に,私には「早く渡ってくれないかな。」という思いが少なからずありました。

 「自分はあの男性と同じように,引き返して一緒に寄り添うことができるだろうか?」

 この男性の行動を見て,いつもと同じ通勤が気持ちのよい朝のひとときになり,その中で自分自身と向き合うことにもなりました。