学校日記

ちょっといい話—60—

公開日
2012/02/17
更新日
2012/02/17

学校の様子

 本日2月17日(金)は、雪が舞う寒い1日となりました。先週からの私立高校入試、公立高校推薦等の試験も終わり、少し落ち着きを取り戻しつつある今日この頃です。しかし、来週の火曜日21日には、公立高校推薦等の内定通知があります。不安に思っている人もいるかもしれませんが、今は天命を待つといった心境ではないでしょうか…?
 さて、今日は「姉と弟」に関係する「ちょっといい話」がありましたので紹介します。少し胸が締め付けられますが、ほのぼのとした姉弟の会話です(泣ける話・感動する話より)。
 ※上の写真は、小さな巨匠展に出品した7組の生徒の作品です。
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☆ 『俺が骨あげた時の会話』
 姉:「コレで一生アンタに借りができちゃった。」
 弟:「こんなんで借りとかいうなや」
 姉:「コレで私とアンタは運命共同体ね」
 弟:「ハハッ ちゃんとリハビリしろよ!」
 姉:「リハビリしたら歩けるようになるかな・・・」
 弟:「大丈夫だって!俺の骨は若くて丈夫だもん!!」
 姉:「傷痛くない?しばらくベルトしめれないよね?ごめんね。退院したらサスペ
ンダー、プレゼントするね」
 弟:「おぅ、早く良くなってくれよな」
 姉:「○○ちゃん、ありがとね」

 交通事故で足首の骨が粉砕してしまった姉に俺の尾?骨から骨を移植手術した時、病室に二人のベットを並べて入院してた時の会話。


☆ 俺には3つ上の姉貴がいるけど、昔はスゲー仲悪かった。
 母がたった二人の姉弟なんだから、と嘆くほど、ケンカなんて一日何回もしたし、ほとんど憎み合ってた、といってもいいくらいだった。

 姉貴が高校2年、俺が中学2年の時。姉貴が自転車通学の途中、車の事故に遭った。俺が病院へ行ったときは、意識がなかった。頭を打ったらしく、安心は出来ない状態だった。二日後に意識は戻ったんだけど、事故当時の記憶がなく、言語障害、運動障害が出てた。(まっすぐ歩けないなど)
 ある日、親が用事で、俺が半日くらい付き添うことになった時。姉貴はなんか俺に言いたいんだろうけど、舌が回らない。言葉を覚えたての子供が喋ってるようで、聞き取れなかった。俺は、何とか聞き取ろうしてたんだけど、そのうち姉貴が泣き出してしまった。結構美人とか言われてて、運動神経も良かった。バレー部に入ってて、レギュラーでやってたのに、運動どころか、歩くことや喋ることもまともに出来なくなって自分が情けなくなったんだろうと思う。
 いつもは気が強い姉貴がすごくか弱く小さく見えた。俺は思わず姉貴を抱きしめて、「大丈夫、きっと治るよ。もし治らなかったら、俺が姉ちゃんを一生看てやるから」本気だった。俺が姉ちゃんを守ってやる、と。姉貴は泣きながら何度もうなづいてた。打ち所もそんなに悪くなかったのか、姉貴がリハビリを頑張ったせいもあったのか、以前のように回復した。

 それから5年近く経つけど、ケンカらしいケンカはそれ以来した覚えがない。姉貴にその時のことを言うと照れ臭いのか「記憶がはっきりしてないよ」とか言うけど。あの事故がなかったら、俺達の姉弟仲は、今も悪いまんまだったのかもしれないな…。