学校日記

ちょっといい話−39−

公開日
2011/10/03
更新日
2011/10/03

学校の様子

 いよいよフェスティバルまであと4日です。プログラムも完成しました。各クラスとも、最後の総仕上げのためにバタバタしていますが、ここで「ちょっといい話」を読んで、少し心を落ち着かせましょう! 
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 『私は自宅からJRまでバスで通勤しています。昨年の4月から新入社員になられたのか、2つ先のバス停から車椅子の青年(Aさん)が乗るようになりました。初めは殆どの人が通勤時間に車椅子の人がバスに乗るという経験はなく戸惑いました。バス停に着きAさんが待っていると、運転手さんがまず「どなたかお手伝いをお願いします」との声、誰ともなく直ぐ男性が一緒に車椅子のAさんを持ち上げバスに乗せ、運転手さんは安全面もあり手摺に車椅子を固定していました。
 みなさんも「ノンステップバスがあるのでは」とお思いでしょう。私もそうでした。それから何日か経って、Aさんが乗る時間のバスはノンスッテプバスになり、同じ時間帯の人々ともバスの顔見知りのひとりとなっていました。そんなある雨の日、Aさんの乗るバス停に彼の姿がありません。でもバスは停まり続けました。朝の通勤時間帯早く行きたいのはみんな同じ。でも誰からも「早く」の声はなく、少し待って遠くから必死に車椅子で来る彼の姿を見つけた誰かが「ああ・・来ました」「よかった」の声。声に出さずともみんな心に熱いものがこみ上げてきたことでしょう。Aさんからも「ありがとうございます」。朝のバスがすがすがしかったです。
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 朝の忙しい時間帯であるにもかかわらず、きっとそのバスの中は、ゆっくりと暖かい空気に包まれているのでしょう。「一人はみんなのために、みんなは一人のために」一人のことを、みんなが同じ思いで心をめぐらせることがどんなにステキなことか…。障害のある人が住みやすい社会は、きっとみんなにとっても住みやすい社会になります。共に生きている社会が、そんな社会になるよう「そこに人がいる」ということを常に意識していきましょう。