ちょっといい話−11−
- 公開日
- 2010/11/24
- 更新日
- 2010/11/24
学校の様子
〜ハンドサインのハンドダンス(手話を使ったダンス)〜
11月23日(火)の勤労感謝の日に,朝たまたまテレビオ見ていましたら,画面にクギ付けになってしまいました。それは,「ハンド・サイン」というダンスグループの「手話を使ったダンス」に引きつけられ魅せられてしまったからでした。ダンスもレベルが高かったのですが,「なぜ手話を使っているのか」,その理念に感銘を受けたからです。
彼らは最初,手話の魅力に引かれてはいましたが,手話は全然出来ませんでした。ところが,手話で歌ったり踊ったりするうち,耳の聞こえない人との出会いも増え,自分たちで積極的に,手話サークルや,耳の聞こえない人の集まりに出かけるようになったということでした。単に「手話」を振り付けとして考えたのではなく,「言葉」として自分たちも話したいと思ったということでした。全く「手話」で話せなかった彼らが,手話サークルに通い始め,耳の聞こえない友達を作り,手話検定を1級ずつ進級して,一人一人が地道に取り組み,ステージパフォーマンスに挑戦しているということでした。そして今年のアメリカのアポロシアターで行われたアマチュア選手権で,堂々の3位に輝いたということでした。彼らの真面目で真剣に取り組む姿勢に,アメリカの人達も感銘を受けたということでした。
テレビのインタビューで,彼らの一人がこう言っていました。『僕達は,耳の聞こえない人たちに音楽の楽しさを感じてもらいたい!音の振動を心で感じて欲しいのです!!』。「手話」という言葉を通して,人の思いが心から心へと伝わっていく…,「共に生きる」ということは,このようなことを言うのかなあとふと思えた瞬間でした。ちょっと心が熱くなった祝日の朝の出来事でした。