ちょっといい話−5−
- 公開日
- 2010/10/14
- 更新日
- 2010/10/14
学校の様子
恒例になりつつある「ちょっといい話」です。
ちょっとした日常の出来事に,人のこころは温まり,それを聞く人のこころも温かくなります。こころが温まれば,他者にやさしくなれそうな気がしてきます。今日は2つの「こころ温まる話」を紹介します。
『☆病院から,「息子さんの義足ができましたよ」と電話があった。出かけて受けとった義足は重かった。外へ出ると,あいにくの雨模様。困っているところに民間の宅配業者の車が止まった。「近いところですが,配達してくださいますか?」とお願いすると,「ああ,いいですよ」と快く引き受けてくださいました。
翌日届いた息子の義足の上には,「がんばって!」という張り紙が貼ってありました。うれしかったです。』(岐阜県日吉町人権教育総合推進会議編「ちょっといい話」より)
次は,先生が先日,卒業生の結婚披露宴に参加して,ほのぼのとした気持ちになった出来事を紹介します。新郎・新婦共に24歳で,先生が春日丘に来て,初めて卒業生させた学年の生徒の結婚披露宴での実話です。
『☆その披露宴は,春日丘中学校出身の人たちもたくさん出席していました。また,2人の職場の先輩や同僚の人たちもおられました。そのパーティーの中で,ふと新郎に聞いてみました。「今,どこで仕事してんの?」と聞くと,その新郎から「先生と一緒に履歴書を書いて出したところやで…」という答えが返ってきました。『えっ?!あのときから,そこをやめずにずっとその仕事を続けてきたのか…』先生は正直,仕事を転々と変えてきたのでは…?と考えてしまっていたのでした。卒業生の中には,「店長が腹立つから」とか,「仕事おもんないから」と,すぐにやめてしまう人たちも少なくなく,それを聞くたびに心を痛めていました。彼もいろいろなことがあったと思いますが,ずっとその職場で働き続けていたのでした。それゆえ,職場の先輩や同僚の方々からも信頼され,あたたかく祝ってもらっていたのでした。続けることの大切さを,あらためて彼から教えてもらった思いがしました。笑いあり,涙あり,そして2人の決意ありの,大変こころ温まる披露宴でした。彼・彼女の温かい人柄ゆえの結婚披露宴でした。』
教師というのは浅はかな?もので,生徒の一挙一動に一喜一憂するものです。卒業してからも,頑張って続けて働いていると聞くと,先生も負けてられないなと思ったりもします。1つのこと(仕事)を,粘り強く続けていくことは,自分に対する自信を得,そして人からの信頼を獲得します。更に,彼のように,人と人とのつながりをより深め確かなものにしていきます。
あたたかい気持ちになり,そんなことを教えてもらえた,彼らとの再会の日でした。