学校日記

目標と行動する力

公開日
2022/11/08
更新日
2022/11/08

校長室から

 今年度より,神川中学校の校長に就任いたしました藤谷と申します。精一杯,神川中学校地域の教育発展に力を尽くしていきますので,よろしくお願いいたします。
令和4年度になってもコロナ禍が続き,学校での子どもたちの活動への制限が続く中,保護者の皆様には,本校教育活動およびPTA活動に多大なご理解とご協力を賜り,心より厚くお礼申し上げます。子どもたちはそのような状況下においても,友達や先生とともに笑顔で毎日を過ごし,予定通りに6月に修学旅行も実施し,令和4年度の上半期を無事に過ごすことができました。後半に向けて,子どもたちをさらに応援して下さいますようお願い申し上げます。
 さて,今回の修学旅行についてお話したいと思います。長崎県への2泊3日の行程でしたが,3年生の皆さんがスローガンにあげたのは「みんなで楽しむ」という簡潔な一言でした。3年生は入学したときには学校は休校で6月まで休みでした。ただでさえストレスフルな生活の中で2年間を過ごして,やっと部活動の大会や行事が復活したり,徐々に以前の生活が戻ってきているのですが,そんな状況でのこのスローガン=「目標」は本当に切実な3年生の思いが詰まっているものだと感じていました。我慢しなければならないことがあまりにも多かった皆さんに,思う存分楽しい旅行にして欲しいという思いでいました。そんな修学旅行に3日間同行して一番感じたことは,全員がこの「目標」を深い意味で理解して過ごしてくれていたことでした。ともすれば自分だけは良いんじゃない,という考えも起きてしまうものですが,全ての行程で誰一人時間に遅れることなく進んだ修学旅行を初めて見せてもらいました。本当の意味で「みんなで楽しむ」ことを行動で表してくれていたと思います。自分勝手な行動は結局は誰かの迷惑になること。周りのことを考えずにはしゃぐと誰かが嫌な思いをする。言葉では分っていても完全に実行することは大人でも難しいかもしれません。3年生の学年全体が大人な集団に成長していることを見せてもらいました。学校のすべての教育活動の目的は生徒の皆さんの人間的な成長です。誰も悪くない状況の中で,仕方なくみんなで我慢をした2年間を乗り切って,何ができるのかを考えて,実際に行動する力を身に着けた皆さんなら,きっとこれから挑戦することを実現できると思います。残りの中学校生活で更に自分の「目標」持って成長をして欲しいと願っています。

                    校長 藤谷 徹