学校日記

授業探訪 2年生 理科

公開日
2016/01/19
更新日
2016/01/19

学校の様子

新海先生の理科の授業を見てきました。
この時間の目標は、【モーターが回るしくみを説明できる】です。これが黒板に書かれ、プロペラ付きの小さなモーターが示されると、生徒は次第に学習内容に引き込まれていきました。
生徒が理解のすじみちを確実にたどれるように、「モーターを分解したら出てくる物は?」「永久磁石は動きません」「何重にも巻かれたコイルの導線を図では1本の線で代表して描いてあります」など、基本的なことの確かめや無用の疑問が生じないように きめ細かく配慮して問いかけや説明が挟み込まれていました。
そして、「モーターが回る」ことの最初の瞬間から半回転するまでのごく短い時間の出来事を、フレミングの左手の法則の知識を使わせながら、まるでスローモーションのように、図に記入させるなどし、生徒と一緒に解き明かしていきました。
途中 何度か「今の段階でもう説明できそうな人」と挙手を求め、その段階での生徒の理解度を確かめながら進められていました。半回転したところで、また同じことがモーターの中で起こるんだ、だから回るんだと気づいたときの生徒の頭の上には、たくさんの「!」マークが見えたような気がします。
最後に新海先生自作のモーターが回るところを見ました。授業の初めに 中の仕組みが覆われた市販のモーターを見ましたが、コイルも永久磁石もむき出しのこの自作モーターを目にすることで、理論と現象の結びつきを直感してくれればうれしいなと思いました。

大人のわたしたちも理科のテスト勉強のことを思い出すと、覚えることの多い教科だったなあと回想いたしますが、理科で覚えたことは、覚えた数よりはるかに多くの現象を説明するのに役立ちます。子どもの「理科離れ」に歯止めをかけるように科学的なテーマのテレビ番組もいくつかあります。理科は理系の人がやればいいというわけではなく、誰もがこの世界が動いている仕組みを解っておくことは、けっして無駄ではないと思いました。