1学期を終えて ~明日から夏休み~
- 公開日
- 2026/07/22
- 更新日
- 2026/07/22
校長室から
全校生徒の皆さん、いよいよ明日から夏休みです。例年になく、厳しい暑さの中、先日も、祇園祭が行われ、多くの観光客の方が京都を訪れました。
さて、7月に入り、夏季大会や各種コンクールが始まっています。3年生にとっては、中学校で最後の公式戦やコンクールになります。悔いの残らないよう、全力を尽くしてください。また、部活が終わった人やない人は、進路に向けての準備をしてください。オープンキャンパスや説明会に積極的に参加してください。そうすることで、進路への意識が高まると思います。皆さんの頑張る姿を見るのは、とてもうれしいことなのは当然ですが、それと同じくらいうれしいことがあります。会場にたくさんの生徒や教職員が、応援に来て、声を枯らして声援を送ってくれていることです。中には、他の部活の生徒や顧問も、自分たちの大会の合間に来てくれていました。。校長として大原野中学校が一つになっていることを実感できるすばらしい時間でした。このチームワークを合唱コンクールや体育祭など、2学期の学校行事で発揮してほしいと思います。
1・2年生の皆さんは、1学期にやり残したことをしっかりと復習し、2学期に備えてください。もちろん、課題は早い内にやりきってくださいね。
夏休み前に1つだけ生徒の皆さんにお話ししたいと思います。それは、「あきらめない」ということです。あきらめずに粘ると、一番大きいのは、「自己効力感」が高まることです。
「やればできるかもしれない」という感覚が強い人ほど、新しい課題に前向きに取り組みやすく、途中で投げ出しにくいということが、学習や教育の心理学研究で繰り返し示されています。
一度「ぎりぎりで乗り越えた経験」があると、次の挑戦で不安になっても「前にできたし」と自分を支える材料になるのが意外と大きな効果です。
また、あきらめない人は、時間をかけて行動量が増えるので、その分、偶然のチャンスに出会う確率も上がります。心理学では、逆境の中でも情熱と粘りを持って取り組み続ける力は、長期的な達成やキャリアの成功と関係していると言われています。もちろん、あきらめないわけですからその過程の中で失敗や行き詰まりに何度も向き合うことになります。そのときに試行錯誤を重ねて、「こういう時にこうは対処すればいい」というパターンを学ぶことで、ストレスへの対処法が増え、メンタルが折れにくくなります。その結果、再び、同じくらい大変な出来事が起きても、以前より立ち直りが早くなる時もあります。
この夏休み粘り強さを身につけてください。そのための参考になるかなって思うことを一つ伝えたいと思います。「やりきる力」・「やりぬく力」は「性格」よりも、毎日の小さな訓練で育つと言われています。一気に「やり切る」根性をつけようと厳しいノルマを課すのでなく、「続けられる小さなノルマ」を積み重ねることです。やるかやらないかを迷わないレベルまでノルマを小さくして下さい。「英単語を1日5個覚える」、「筋トレを1日3分間する」などこれを繰り返すことで「一度決めたことはやり切る」という自己イメージが育ちます。
ちょっとした習慣、日課をこの夏休みに作ってみてください。明日からの夏休みが、皆さんにとって有意義なものになることを祈って、1学期終業式の挨拶とします。
保護者・地域の皆さまにおかれましては、平素より、本校教育活動推進に多大なるご支援とご協力をいただき、誠にありがとうございます。7月23日(木)~8月25日(火)まで夏季休業に入ります。夏季休業中も引き続き、ご家庭や地域で子どもたちの安心・安全のための見守りをしていただければ幸いです。また、8月6日(木)~8月17日(月)まで学校閉鎖期間となりますので、お知りおきください。
どうぞ皆さま、お身体には十分ご留意されて、心身ともに健やかなひとときをお過ごし下さいませ。2学期始業式は、8月26日(水)です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
大原野中学校 校長 宇野 宏文