学校日記

合唱コンクールを終えて(御礼)

公開日
2024/09/13
更新日
2024/09/13

校長室から

 合唱コンクールの成功のために、 準備や当日の運営の中心となって活躍してくれた、各クラスの図書文化委員の皆さんありがとうございました。 またクラスの合唱がより良いものになるように、一生懸命に合唱に取り組んでくれたすべての皆さんにも改めて感謝します。ありがとうございました。

 合唱コンクール本番の舞台での演奏時間は、3分〜4分くらい。しかも、そのわずかな時間に演奏される「音楽」は、一瞬に消えてなくなってしまいます。残るものといえば、心の中の記憶くらいかもしれません。

 しかし、そのわずかな演奏時間のために、生徒の皆さんは何時間もかけて繰り返し練習し、本番に臨んでくれたと思います。その上、ステージでは、一度発した音を消しゴムで消したり、修正したり、演奏し直したりすることができません。それだけにどのクラスも、どの生徒も相当な緊張感を持って一つ一つの音を全部大切に、消えゆく一瞬一瞬を逃すことなく出だしの一音から最後の一音まで懸命に演奏してくれたともいます。実際の演奏を体験することでしか得られない形にはならないけれど美しく温かい何かが、さらに心に残っているはずです。

 「一期一唱」

 合唱コンクールを一言で表すとどんな言葉がふさわしいか。「一度限りの出会いになると思って、心を込めてもてなしなさい」というかの千利休が説いた茶道の心得「一期一会」になぞらえてみました。

 「一期一唱」。どのクラス、どの学年も、同じクラスで再び舞台に立って合唱することは、もう二度とありません。特に、3年生は、これが中学校生活最後の「合唱コンクール」となりました。中学校卒業後の進路先次第では、合唱コンクールのような音楽系の行事が実施されないところもあると思います。全身全霊を注いで熱唱したこの一瞬が、人生最後のクラス合唱となる人もいるかもしれません。きらびやかな歌声のシャワーがホールいっぱいに降り注いだのは「一期一唱」の字のごとく一生に一度きりのことだと思います。

 3年生は、学年、クラスの仲間たちと力を合わせて、あれだけハイレベルに熱唱できたのですから、その感動を胸に、誇りを持って、それぞれの進路を切り拓いていって下さい。1・2年生は、圧巻の合唱を見せてくれた先輩の姿から、たくさんのことを学んだと思います。来年度、この合唱コンクールをさらに充実・発展させて下さい。

 最後になりましたが、保護者・ご家族・地域の皆さま、本日は、合唱コンクールお越しいただき、誠にありがとうございました。今後とも本校教育活動にご理解、ご協力賜りますよう、お願い申し上げます。

 大原野中学校の生徒・教職員全員で創り上げた合唱コンクールでの聴き手の心を揺さぶる全てのパフォーマンスに改めて惜しみない拍手を送るとともに、その瞬間に立ち会えたことに感謝の気持ちを表し、御礼のあいさつといたします。


             大原野中学校 校長 宇野 宏文