『6年という月日を』
- 公開日
- 2017/03/10
- 更新日
- 2017/03/10
校長室から
本日、1・2限目に本校では「3年生を送る会」をおこないました。
昨日お知らせしました「京都市シェイクアウト訓練」と丁度重なってしまったのは大変残念でしたが、会場には上の画像にあるように「愛が生まれるのは大枝から」という横断幕が飾られていました。今回は、そこで感じたことをお伝えしたいと思います。
数日後に卒業を迎える3年生諸君を、後輩諸君が精一杯の趣向を凝らして送り出す送る会は、いつ参加してもいいものです。人が出会い、互いに繋がり、そして別れていく、そうした営みを「学校」という場では毎年繰り返しています。
そこには大人の世界とはまた違った「濃密」な何かがあり、時折甘酸っぱい感傷として心に残ることも多くあります。
多くの後輩たちが「私たちのことを忘れないで下さい」というメッセージを、先輩諸氏に贈るのもまた定番です。しかしながら、卒業生たちは新しい生活に身を置き、忙しさからか、あまり後ろを振り返ることはないように思います。
会場で見た「愛が生まれるのは大枝から」と言う言葉には、「忘れないことの大切さ」とでも言えばいいでしょうか、ここが、大枝中学校が、大枝生の「原点」ですよ、とした思いが込められているように感じます。
重ねて、6年前の東日本大震災について思いを巡らしたとき、今も尚、多くの方々が厳しい現実と向き合いながら生きていらっしゃることを、私たちが「忘れない」こと、それが何より大事なことではないでしょうか。
明日は、亡くなられた人々を悼むとともに、これから未来へ羽ばたく多くの若者たちに思いをはせながら、心静かに過ごしたいと思います。
そして残された後輩たちが、「愛が生まれるのは大枝から」と言う言葉を、具体的な形として見せてくれる日を心から待ちたいと思います。(よ)
※「3年生を送る会」の詳細につきましては、後ほど係からアップされます。お楽しみに。