学校日記

『チャレンジ体験 番外編』

公開日
2016/09/03
更新日
2016/09/03

校長室から

 実は事業所がお休みの場合、生徒諸君は登校して、学校のために環境整備をしてくれています。これも立派な「職場体験」と言えます。自らが生活する学校という場を、自分の手で整理・整頓する経験はとても大切です。

 一部の方々には、そうした活動を生徒たちにやらせず、業者の方に任せてはどうかというご意見も他校ではある、そう以前お伺いしたことがあります。確かに学校は「学びの場」であり、掃除や奉仕活動が学力向上にはたして効果があるのか、というご意見も一理あるように受け取れます。

 しかし、こう考えてみてはどうでしょうか。サービスが行き届き、業者が隅々まで清掃された空間、たとえばショッピングモールなどは心地よく、お買い物などにも専念できて、大変すばらしいでしょう。でも、そこを訪れた人が、その「場」を自分の成長の場、もっと言えば何年後か、何十年後かに、自分にとってかけがえのない「思い出の場」として記憶するでしょうか。

 同じ年代の友人たちとともに学び、時にはぶつかり、自らの生活の場として実感できなければ、そこになかなか「記憶の種」は蒔かれないように思います。

 今回、作業をサポートして下さった管理用務員の濱田さんに、ある生徒がこう言ったそうです。

「私たちの頑張り、誰か気づいてくれるかなぁ。」

 はい、気づいていますよ!
 必ず君たちの頑張りを見ている人がいます。本校はこれからも、そうした「場」として、君たちが活躍する学校を目指していきますからね。(よ)