『公立中期選抜を終えて』
- 公開日
- 2016/03/07
- 更新日
- 2016/03/07
校長室から
本日は公立高校の中期選抜が実施されました。
京都府下では2月の上旬から私立高校の入試がはじまり、公立高校の前期選抜、そして今回の中期選抜と、中学3年生諸君のトライが続きます。早々に結果を出した生徒もいれば、なかなか思い通りにならない生徒ももいます。そういう子たちにとっては、本当に苦しい日々が続いています。
私は、これまでの教員生活において関わらせていただいた生徒諸君から、実に多くのことを学びました。また、自分自身が親になり気づいたこともあります。そんな思いから、この時期にはいつも生徒諸君に「入り口と出口」という話をしてきました。先日の3年学年集会でも伝えたところです。
「人生はあざなえる縄のごとし」とも言いますが、ある時点では「ラッキー」と思えたことが、後になってみると「アンラッキー」であったことは珍しくありません。念願の高校合格を果たし、その「入り口」に立つことはできても、本来の「ゴール」にたどり着くための「出口」を見失ってしまった生徒諸君を、これまで私は少なからず見てきました。
上級学校への入学は、確かに大きな「目標」ではありますが、長い人生においては「通過点」に過ぎません。自転車や自動車の運転と一緒で、直前の障害物にばかり目を奪われていては、いつか大きな事故を起こしてしまいます。今一度「遠い将来」に目をやり、粘り強く課題を克服していって欲しいと願っています。
それでも、合格すればうれしいし、そうでなければ悲しい、その思いはよく分かります。だからこそ、周りにいる大人がどのように支え、導いていくのかが本当に大切です。明日から卒業までの時間、彼らと時間を過ごした大人の一人として、その役目を忘れないでいたいと考えています。
中期選抜、お疲れさまでした。今晩はゆっくり休んで、また明日、元気に登校してきて下さいね。待っています。(よ)