『「自撮り棒」の扱いから見えてくること…』
- 公開日
- 2015/09/18
- 更新日
- 2015/09/18
校長室から
今朝の新聞報道で、JR西日本のホーム等で「自撮り棒」の使用が禁止される、との報道がありました。
私が最初にこのグッズと出会ったのは数年前、前任校の子どもたちとともに「東京研修旅行」に出向いた際のことでした。春まだ遠い2月の浅草・浅草寺には多くの海外観光客が訪れており、各自が思い思いにスマートホンで「自撮り」に夢中になっている様子を見て、「面白いものを発明するものだなぁ」と感心したものです。
それから月日が経ち、すっかりポピュラーとなったこのグッズですが、今なぜ禁止となったのか、自分なりに感じたことを述べさせていただきます。
最初にこの道具を思いついた人は、きっと「便利」だと考えたはずです。確かにそうでしょう。でも1人の「便利」と、他の1人の「便利」がぶつかり合えば、それは時として「危険なもの」となることもあります。そこには「個」と「個」がぶつかり合わないための「智恵」が求められます。
学校という場も、まさしくこの「智恵」がなくては成り立ちません。様々な価値観のもとで、大切に育てられたお子たちが集まるこの場は、まさしく日々「個性」がぶつかり合います。そのときに、お互いが「堅く」ては傷つきあい、壊れてしまします。お互いに「柔らかい」心をもつことが大切です。
もうすぐ「敬老の日」です。ご年輩の皆様は、そうした「智恵」を本当にたくさんお持ちです。その日を迎えるにあたっては、ただご高齢の方々をいたわるだけではなく「お智恵を拝借する日」にしたいですよね。
大枝生諸君、おじいさまやおばあさまから、たくさん智恵を授かってきて下さい!お願いします。(よ)