『三つの学び』
- 公開日
- 2015/06/10
- 更新日
- 2015/06/10
校長室から
昨日、鳴滝総合支援学校に伺う機会がありました。竹内校長先生のお話を伺ったり、中山副教頭先生に校内を案内していただいていた際に、次のような言葉が掲示してありました。
「自分から言って
はじめて『あいさつ』という。
人が言ってから言うのは『返事』」
思わず「はっ」としました。道理で、廊下で出会う生徒さん全員が、本当に気持ちの良いあいさつをしてくれるはずだ、と合点がいきました。総合支援学校の職業科において、普段から生徒さんに対して大切にされている「学び」なのだろうと思いました。本校の生徒諸君にも、是非伝えたい言葉です。
夜には、洛西支所にて「西京区人づくりネットワーク実行委員会研修会」に出席しました。「これからの社会と教育」というテーマで、京都市教育委員会学校指導課の島本課長のお話を聞きました。そこで出会った言葉が
「『山の送電線の鉄塔』に学ぶ」
でした。ご存じのように、山々を巡る送電線は少々たるんでいます。でもそれは、長さや重さを考えたときの「最良の状態」なのだそうです。「ぴーん」と張り詰めた送電線は強い雨風に切れてします。
そのたとえは、私たちが子どもたちに接する際の「心の有り様」を示してくれています。彼らを信じて見守りながら、手を離しても心は離さない、今の大人たちがしなければならないこととしての「学び」です。
本日、午後からはエミナースにて、第65回「社会を明るくする運動」西京区推進委員会に出席してきました。そこでは、かの有名な二宮金次郎氏の七代目子孫にあたられる中桐万里子先生のご講演を聴きました。とても多くのご示唆をいただきましたが
『子どもたちの小さなことを見つけて「声に出す」こと』
の大切さを教えていただきました。「積小為大(せきしょういだい)」、大きな幸福は小さなところに眠っている、子どもたちが発する小さな「こと」への「気づき」と、それを認めてしっかり返してあげることが、彼らをまっすぐに育てていくとの「学び」でした。
学校をあけることが続き、子どもたちと接する時間が少ないことが、今一番の私の「悩み」です。それでも、こうした「学び」を教職員や保護者の皆様と共有し、子どもたちに伝えていくことが、私の大切な役割であろうと考えています。どこかで、ここでの「学び」を皆様にお話しできる機会をつくっていきたいと願っています。(よ)