学校日記

「お年玉」

公開日
2013/12/27
更新日
2013/12/27

校長室から

 正月に多くの子どもたちが楽しみにしているお年玉、子どもに自由に使わせるにせよ、親が預かって管理するにせよ、お年玉はお金のありがたみや管理方法を子どもたちに教える格好の材料になります。
 お金に関しても基本的なことをきちんと教えないと、健全な金銭感覚が身に付きません。多少の差はあってもお年玉の金額は1ヶ月の小遣いと比較すれば子どもたちにとっては「大金」です。小さな子どもたちの中にはお金は銀行のATMなどからいくらでも引き出せると思い込んでいる子がいたりするので、お年玉の原資は親が働いて得た給料や祖父母の年金収入などであることも伝えるべきだと助言する専門家もいたりします。
 健全な金銭感覚の育成や基本的な金融の知識を得ることは、今や大切なことです。これは「金融教育(金銭教育)」と呼ばれ、お金や金融の様々な働きを理解し、それを通して自分の暮らしや社会について深く考え、自分の生き方や価値観を磨きながら、より豊かな生活やよりよい社会づくりに向けて主体的に行動できる態度を養う教育であると言われ、そこには、
・生活設計や家計管理
・経済や金融のしくみ
・消費生活・金銭トラブル防止
・キャリア教育
などの内容が含まれています。
 学校に於いても、道徳、社会の公民的分野、技術・家庭、そして、総合的な学習の時間などで取り扱われます。例えば、本校では1年生での「ファイナンスパーク学習」、2年生での「生き方探究・チャレンジ体験学習」などが挙げられます。
 金融経済環境の大きな変化に伴って「お金を使う」「お金を貯める」「お金を運用する」「お金を借りる」「仕事を通してお金を得る」というそれぞれの場面での様々なリスクやトラブルに直面することも少なくない時代になってきています。単にお金の価値や物の大切さを認識させるにとどまらず、社会や市場でしっかりと行動できる能力を養っていくことも大切になってきています。