「10月22日」
- 公開日
- 2013/10/22
- 更新日
- 2013/10/22
校長室から
毎年、10月22日に京都では2つの大きな祭りが行われます。1つは平安遷都1100年を記念して、明治28年(1895年)に創建された平安神宮の「時代祭」で、もう1つは夕刻より行われる「鞍馬の火祭り」です。
「時代祭」はその当初から、京都が日本の首都として長年にわたって培ってきた伝統工芸技術の粋を「動く歴史風俗絵巻」として内外に披露することを主眼としています。このため各時代行列に使用する衣装や祭具の1つ1つが、厳密な時代考証をもとに作製された本物であるところにその特徴があります。歴史と伝統の都ならではの祭りとなっています。(『時代祭』平安講社本部発行より)
また、夕刻より行われる「鞍馬の火祭り」の起源は古く、平安時代中期にまで遡り、動乱や天変地異が相次いでいた当時、御所にお祀りしていた「由岐明神」を北方にある鞍馬に遷宮することでそれらを鎮めようとしました。天慶3年(940年)のご遷宮の際、葦の松明を作り道々には篝火を焚いて、神道具を先頭にした行列の長さは約1キロメートルにも及んだといわれています。この行列に感激した鞍馬の住民が、この儀式と由岐明神の霊験を後世に伝えようと守ってきたものだそうです。