「夢をあきらめない」
- 公開日
- 2012/11/30
- 更新日
- 2012/11/30
校長室から
11月28日(水)、午後より生涯学習総合センター(京都アスニー)におきまして、京都市立中学校PTA連絡協議会 第31回研究集会が行われました。
会長・来賓挨拶の後、中P連教育向上委員会から「教育懇談会」の報告があり、続いて北京オリンピック シンクロナイズドスイミング日本代表の石黒由美子氏より「夢をあきらめない」と題してご講演いただきました。
シンクロナイズドスイミングの種目において、北京オリンピックに日本代表として出場された講師の石黒由美子さんは、小学校2年生の時に交通事故に遭われ、瀕死の重傷を負われました。その事故で顔を540針、口の中を260針縫う手術をされ、顔の筋肉を動かすことができない、視力障害や平衡感覚を失って真っ直ぐに歩行できないなど、日常生活に支障をきたす大きな障害が出ました。
しかし、翌年よりリハビリを兼ねて、シンクロナイズドスイミングを始めました。顔面まひ、網膜剥離、難聴など、みんなと同じように体が動かなかないながら、人の2倍、3倍の努力を、いつも支え励ましてくれるお母さんとの二人三脚で続けたそうです。その日々の努力の結果、シンクロ競技での成績はみるみる上がり、小学校高学年の部で全国5位。2007年の夏のスイスオープンのソロで優勝し、日本代表に加わりました。
後遺症はほとんどなくなったが、今も左目は完全に閉じないそうです。
「こんな私でもオリンピックに出ることができる。これからも障害のある人や苦しんでいる人に勇気を与えることをしていきたい。」
と熱く語ってくれました。会場にいた全員が元気をもらえた本当に充実した時間が過ごせました。