学校日記

「たゆみない努力を」

公開日
2012/11/27
更新日
2012/11/27

校長室から

 定期テスト4を目前に控えて生徒の皆さんは、授業に真剣に取り組むことはもちろんのこと、家庭学習でも「テスト対策」がしっかりとできているでしょうか。周りにいる私たちには、「頑張ってるか。」「頑張りや。」と声をかけるか、分からないところをアドバイスしたり、学習環境を整えるぐらいしかできないのです。主役は皆さん一人一人だからです。勉強について言えば、自分自身がその必要性を感じ、しんどいながらもコツコツと続けることによってしか、様々な「力」はつかないと思います。
 勉強することや勉強を続けることは辛いことのように感じ、「自分を育てている」というような発想ができずに、誰かに無理矢理やらされていると思っている場合もあるでしょう。あるいは、世の中の様々なことに惑わされず、学校という環境にあって勉強することに集中して打ち込める、そんな恵まれた今の自分たちの状況をしっかりと意識できていないのかも知れません。
 以前に皆さんに紹介した現パナソニックの創業者である松下幸之助さんがその著書の中で、小学校の途中から「丁稚奉公」に出されて、勤めている店の前の同い年くらいの子どもが毎日、学校へ出かけていく姿をどれほどうらやましく思ったことかと書かれていました。
 学校というものを卒業して「社会人」になった時に、忙しく繰り返す日々の中で、スポーツや勉学に親しむことができた学生時代のころが懐かしく思い出され、もう一度学校での生活をやり直してみたいと考えたことのある大人は少なからず存在するのではないでしょうか。
 生徒の皆さんにとっての「仕事」である勉強に取り組むことは、知識が豊かになり技能が向上するという利点とともに、辛いことに立ち向かったり、しんどさを乗り越えたりする経験が、今後の人生においても大切な意味をもってくると思います。いつもお願いしていることですが、「今を大切にして、今日を頑張る」を日々実行してほしいと思います。